一番大切なことは目に見えない

本を読んでいたら、このような言葉が目に飛び込んできました。

「一番大切なことは、目に見えない」

この言葉は、フランスの作家、サン＝テグジュペリが書いた小説『星の王子さま』の一節にある言葉です。

こちらの小説を読んだことはないのですが、何か印象に残る言葉だったので、思わず手帳に書き残してしまいました。

「結果」に目がいきがちだが

小説を読んでいないので、どのような話の流れで、このような言葉が出てきたのかはわかりません。

ですが、

「本当に、その通りだよな」

と思いました。

人は、どうしても目に映る現象に心を奪われがちです。

例えば、私の仕事などは、ついつい

・テストの「結果」
・高校入試の「進学先」

といった「結果」に目を奪われがちです。

ですが、大切なのはそこではなく、そのような結果を導くまでの「過程」にある。

そのことを忘れないようにしなければなりません。

自分を信じて、最後まで

受験生の皆さんは、後期選抜に向けて、一番厳しい時期だと思います。

勉強すれど、結果が出ない。

「自分のやっていることは、無駄なんじゃないか」

そう思っている人も、いるかもしれません。

ですが、たとえ「目に見えなく」ても、皆さんの日々の努力は、確実に一人一人の力となっています。

試験前の、今の状態ではそのことに気づくことはないかもしれません。

ですが、試験が終わり、受験生活を振り返った時に、

「ああ、自分はこれだけ成長したんだ」

と気づくことができると思います。

今が一番苦しい時期です。

思うように成績が伸びず、悩んでいる人もいると思います。

ですが、自分を信じて、最後まで努力を続けてほしいと思います。

その経験が、皆さんのこれから先の長い人生を支える「糧」となる。

そう思っています。

※猿田塾へのお問い合わせは、こちらから