「夜明け前が最も暗い」
2023/2/16
最近、年をとったからでしょうか、朝早くに目が覚めます。
そのままダラダラしていても仕方がないので、さっさと起きて、塾に向かうようにしています。
早起きするようになって気づいたのですが、この時期、早朝はまだまだ暗い。
「『朝』といっても、早い時間は、夜と同じように暗いんだな」
そんなことを思いながら、塾に向かっています。
「夜明け前が最も暗い」
「夜明け前が最も暗い」
誰の言葉かは知りません。
ですが、私の受験生時代、最も印象に残った言葉です。
日が昇ろうとする、まさにその直前が最も暗い。
受験で例えれば、
「合格という『日の出』前の、受験直前の今が、一番精神的に厳しい」
ということでしょうか。
朝早く、塾に向かう道すがら、暗い道のりを進みながら、
「そういえば、受験生時代、こんな言葉に救われたな」
と、受験直前の厳しい時に、この言葉を胸に、辛かった受験時代を乗り切ったことを思い出しています。
今が一番苦しい時
受験生は、今、最も厳しい時間を過ごしていると思います。
「このままで大丈夫なのか」
「本当に合格できるのか」
「周りがみんな『できる人』のように見える」
暗い道の中、さまよっているような心境にある人もいると思います。
ですが、日は必ず昇ります。
夜明け前の、一番暗い時間を知っている人は、日が出た後の、太陽の明るさを、より感じることができます。
今苦しんでいる受験生は、合格後、人一倍喜ぶことができると思います。
今が最後の正念場です。
自分の力を信じて、試験本番のその日まで、努力を続けてほしいと思います。
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