「教育にかかるお金」の話
2023/5/29
定期購読している「プレジデントファミリー」。
その中で、
「最新版!教育にかかるお金」
という特集がありました。
誰もが気になる「お金」の話。
現在の「教育にかかるお金事情」について、まとめてみようと思います。
費用は右肩上がり
まず、結論から申しますと、
「教育にかかる費用は、右肩上がり」
ということです。
詳細については、「プレジデントファミリー」を購入してご確認いただきたいのですが、
・大学の授業料は上昇
・私立校の学費も上昇
・塾代は2018年~2021年の間に1.5倍に(公立小学校・全国平均)。
ということです。
「学校にかかる費用も上がっているし、塾代も以前と比べてかかるようになっている」
というのが、現在の傾向だと言っていいのかな、と思います。
そして、私見ですが、これはおそらく今後も続くだろうと思います。
よくて「現状維持」、一般的には「緩やかに上がり続ける」というのが、私の予測です。
主な学費
次に、主な学費についてです。大まかな目安は以下の通り。
【大学】
・国立:年間60万
・私立文系:年間100万
・私立理系:年間130万
【中学・高校】
・私立中高:年間100~160万
・公立中高一貫:年間20万
・通信制高校:年間20~120万
一番費用がかかりそうな
「中学からすべて私立(大学は理系)」
だと、その合計金額は、ざっくり見積もって「1,120万」となります。
逆に、
「中学から大学まで、すべて国公立」
の場合は、大学の学費「240万」だけですみます。
その差「880万」。
親としては、是が非でも「すべて国公立で…」と願いたいところです。
が、誰もが願うルートなだけに、その道のりは「険しい」です。
塾代の目安
塾にかかる費用も挙がっていました。
・中学受験:300~350万(3年)
・高校受験:200~300万(3年)
・大学受験:80~120万(年間)
・浪人:100~150万(年間)
ざっくり、「1年で100万」くらいかかるようです。
なお、「教育費(塾代・習い事・学費)に毎月いくらかけている?」
という質問に対しては、
・小学生:6~10万が34.8%
・中学生:2~4万が30.4%
で最も大きな割合となっていました。
ただ、こちらのデータは「首都圏のご家庭」を中心にしたものだと思うので、地方の場合は、「もう少し低くなるかな」という気がします。
当塾の平均値
この記事を読んでいたら、
「自塾の塾代は、どのくらいかかるのだろうか…」
ということが気になったので、数字を出してみました。
昨年(2022年度)の1年間にお支払いいただいた塾代の平均値は
・小学生:145,692円
・中1生:174,440円
・中2生:266,064円
・中3生:312,936円
でした。
授業料だけでなく「教材、模試、講習」など、すべて含んだ金額です。
だいたい例年通りの金額ですが、昨年は中3の人数が少なく、かつ月謝も低い金額のコースで通っていた生徒が多かったです。
なので、「中3は例年と比べると低い金額かな」という気がします。
日本で暮らす以上、「教育」には色々とお金がかかります。
「プレジデントファミリー」では、
「高3の夏までに、1人500万」
を貯めることを、推奨していました。
参考にしていただければと思います。
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