山形城と最上義光
2023/8/28
旅行最終日
全国城巡りを兼ねた東北旅行最終日。
最終3日目の目的地は、こちらでした。
「山形」です。山形県には行ったことがありませんでした。
なので、「この機会に行ってみよう」ということで訪れました。
チェックインよりも前の時間にホテルに行ったのですが、融通を利かせて対応していただきました。
ホテルの方が言うには
「今日は満室になっておりますので、チェックインの時刻には、混み合うと思いますよ」
とのこと。
「山形花笠まつり」は既に終わっていたのですが、それでも観光客が多く訪れているようでした。
コロナで移動が制限されていたのは、過去の話となりつつあります。
当時抑制されていた「観光への思い」が、ここへきて爆発しているようです。
いずれにしても、観光業の皆様には、当時苦労した分、少しでも潤ってほしいな、と思いました。
さて、今回の城巡り。最後のお目当ての城はこちら。
「山形城」です。
天守閣はなく、城門とお堀のみのお城でした。
現在は立派な公園となっています。
櫓の中に展示物があって、お城にまつわるものを中心に展示されていました。
あわせて、隣接するこちらも訪ねてきました。
「最上義光歴史館」です。
「東北の雄」最上義光を中心に、最上家の歴史をたどることのできるものが、数多く展示されていました。
「最上義光」というと、「野心家」というイメージがあります。
大河ドラマ「独眼竜政宗」の影響が大きいと思いますが、ゲーム「信長の野望」でも、最上義光の「野心」は高めです。
どちらかというと、「伊達政宗の敵役」というイメージの強い最上義光公。
ですが、地元では大変尊敬されている様子が、こちらの記念館を訪れるとわかります。
このように立派な銅像も、山形城の敷地内にあります。
「立場が変われば、人物の評価も変わる」
ということを、最上義光という戦国武将は教えてくれる気がします。
100名城スタンプは、最上義光歴史館に設置されていたので、こちらでゲットしました。
これで、無事に今回の旅の目的を達成することができました。
今回訪れた「山形城」も「最上義光歴史館」も、どちらも無料で見学することができました。
お財布には優しいですが、立派な展示物を保存するためにも、「有料にしてもいいんじゃないかな」ということを、個人的には思いました。
「芋煮」で締める
一通り回りたいところは回ったところで、ちょうど時刻はお昼頃。
お店を歩いて探そうとも思ったのですが、さすがに疲れていたので、
「駅ビルの食堂で済ませてしまおう」
ということで、こちらのお店に入りました。
「芋煮定食」1200円。
「山形は芋煮が有名」ということで、選んでみました。
前日の「米沢牛」と比べると、お値段的にはだいぶ下がりましたが、個人的にはこちらの方がしっくりときました。
年齢を重ねたせいか、最近は肉よりも魚や野菜の方が体に合う気がします。
「年齢によって好みが変わる」というのは本当だな、としみじみ思いました。
食事をした後、生徒や家族へのお土産を買って、新幹線乗り場へ。
楽しかった東北旅行も、あっという間に終わりました。
新幹線「つばさ」に乗って、山形を後にし、安曇野に帰りました。
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