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総合テストの厳しさ

2023/8/29

返ってきたテストを見て

先週行われた1回目の総合テスト。

さっそく結果が返ってきています。

テストを受ける前に

「総合テストは、今までのテストと比べて、一気に難しくなる。だから、思うような点数にはならないよ」

と、受験生には伝えていました。

こちらとしては「転ばぬ先の杖」、ショックを受けないようにするため、また少しでもテスト勉強をしてもらうように、アドバイスをしたつもりでした。

ですが、受験生の反応はというと、「右から左へ受け流す」。

「あんまり響いていないな」という感じでした。

このリアクション、例年通り。

「実際にテストを受けて、結果を見ないと、本当の『厳しさ』はわからないだろうな」

と思っていましたが、果たしてその通りになりました。

自分の予想以上に低い点数をとって、ショックを受ける受験生多数。

私から見れば

「まあ、順当な結果だな」

と思える結果がほとんどなのですが、生徒たちは、「もう少しできる」と思っていたようです。

生半可な努力では

おそらく、生徒たちから見れば、夏休みに「自分なりに」努力をした、という自負があるのでしょう。

ですが、厳しい言い方をすれば、「全然足りない」。

総合テストでは、テストの難易度が一気に上がります。

その跳ね上がる難易度の高さに対応するには、「自分なりの」努力では、まったく不十分です。

「生半可な努力では、総合テストで点数を上げることは難しい」

このことを、感覚として知ってもらう。

1回目の総合テストの重要な役割です。

これからが勝負

受験生は「総合テストの厳しさ」を、実感することができました。

大事なのはここからです。

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」というように、数日経ったらこれまでどおりのダラダラとした生活を過ごすのか。

一方ここで気持ちを入れ替えて、今まで以上に目の色を変えて努力を始めるのか。

後期選抜まで、まだまだ時間はあります。

今回の結果を受けて、受験生が心を入れ替えて、どのように努力をしていくのか。

その姿を見守りたいと思います。

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