「年号」を覚えよう
2024/10/9
歴史が苦手な生徒は
社会が苦手な生徒の中には、「歴史」を特に苦手にする生徒がいます。
女の子に多い気がします。
歴史に関しては、興味が持てないと覚えるのに苦戦します。
私のように根っからの歴史好きなら、放っておいても勝手に自分で覚えます。
が、苦手な生徒にはなかなかそれができません。
「流れをつかむ」
歴史を効果的に覚える手段として
「流れをつかむ」
というのがあります。
「どの時代に、どのような事件が起きたのか」ということを流れでつかむ。
大まかな流れをつかんだ上で、細かい知識を覚えていく。
それが「有効な勉強法」ということです。
そして「流れをつかむ」上で役に立つのが「歴史マンガ」という訳です。
自分も振り返ってみれば、歴史マンガで大まかに流れをつかんでいたので、細かい部分を覚えるのは、それほど苦労しなかった印象があります。
なので、歴史を鍛えるのであれば
「歴史マンガ」
がオススメになります。
苦手な生徒は…
ただ歴史が苦手な生徒にとっては、「歴史マンガ」を読むことも高いハードルになります。
塾にも歴史マンガを置いてあって、たまに「歴史をなんとかしたい」という生徒に貸します。
ですが、そうした生徒は、なかなか進まず、最終的には挫折して終わることの方が多いです。
「マンガでもダメ」となると、あとは「年号」を覚えるしかないかな、と思っています。
年号で、時代を整理する
年号を覚えておくと、それぞれの事件の流れが数字で整理できます。
例えば、鎌倉時代と室町時代の前後関係がごっちゃになっていたとしても、それぞれの幕府の成立年
鎌倉幕府は「1192年」
室町幕府は「1338年」
を覚えておけば、それぞれの時代の前後関係はつかめます。
また、明治時代には重要な事件が集中していますが、年号を覚えておくと、それぞれの事件の流れが、なんとなく見えてきます。
テストでも
「時代の古い順に並べ替えろ」
という問題はよく出ますが、これは有名な出来事の年号を覚えておけば、解けるような問題がほとんどです。
なので、
「歴史にどうも興味がわかないな…」
という人は、がんばって「年号」を覚えてみるのがいいかもしれません。
「どの事件の年号を覚えればいいか」
については、教科書の後ろのところに全体をまとめた年表があります。
そこに載っている出来事について覚えておけば十分だと思います。
今はネットで色々な「語呂合わせ」が上がっています。
そうした物の中から、自分がしっくりきたものをまとめてみるのがいいかな、と思います。
その際、できるだけ「突拍子もない」語呂合わせの方が、長く記憶に残ります。
真面目なやつだと忘れるので、「何これ?」というような語呂を覚えてみましょう。
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