「間違え直し」で差がつく
2024/10/23
「伸びる」生徒の特徴
生徒が「伸びる」「伸びない」を見抜くポイントの1つが
「間違えた時の対処の仕方」
になります。
「伸びる」生徒の場合、間違えた時には
・どこを間違えたのかを確認する
・解説をきちんと見る
・わからない点を質問する
ということができています。
自分の間違えをきちんと把握し、「どうすれば次に間違えないか」という点を考え、行動することができます。
一方、「伸びない」生徒の場合は
・解いたら終わり
・解説は読まない。眺めるだけ
・わからなくてもそのまま
となります。「伸びる」生徒とは真逆の対応をしています。
「問題を解く」ということだけが目的となってしまっている。
自分が解いた解答に興味がない。
端から見ているとそのように感じられます。
「勉強」とは
私の塾仲間の先生の言葉です。
「勉強とは、『できないことを、できるようにしていくこと』」
まさにその通りだと思います。
多くの人が、「できた」「できない」という「結果」ばかりを重視します。
ですが、日頃の勉強、練習においては結果よりもむしろ「過程」の方が重要です。
どのような「過程」を経て、「結果」までたどり着けているのか。
その「過程」を正しく認識していくことが重要です。
「伸びる」「伸びない」生徒の差は、問題が「解ける」「解けない」という部分の差よりも、むしろ
「間違えた時に、どのように対処するか」
で決まる。
そう思っています。
「性格」も1つの要因
その意味では
「性格」によっても、「伸びる」「伸びない」は変わってきます。
間違えた時に、
・素直に間違えを認められる
・粘り強く取り組める
・自分のミスだと思える
こういった性格の生徒は、伸びます。
逆に、
・間違えを受け入れられない
・すぐにあきらめてしまう
・他人や問題のせいにする
こういった性格の生徒は、ある程度の実力があっても、後で必ず伸びなくなります。
間違えた時には、その人間の「本質」というものが見える気がします。
いかに「自分ごと」ととらえて、「自分の力で修正」することができるか。
そうした「修正力」を身につけることが、成績を伸ばすうえでは重要です。
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