英語の「差」
2025/1/9
「実力差」を感じるところ
受験生には、冬期講習の間、徹底して「長文和訳」をしてもらいました。
「単語・文法」といった基礎知識がきちんと身についていないと、正確に訳すことができません。
色々な生徒の「和訳」をチェックしていると、
「英語の差は、結局ここでつくんだな」
ということが見えてきました。
実力ある生徒の訳
実力がある生徒の訳を見ていると、
「単語・熟語・文法に沿って、訳すことができている」
ということが言えます。
教科書に出てきた表現を正確に覚えていて、その通りに訳すことができている。
こうした生徒の訳を見ていると
「きちんと英語が身についているな」
という印象を受けます。
そして、こうした生徒の英語の点数や偏差値は高いです。
未熟な生徒の訳
一方、「まだまだだな」と感じる生徒の訳はその反対です。
「単語・熟語・文法があいまいで、『なんとなく』訳してしまっている」
こうした印象を受けます。
特に「熟語表現」については、「あまり覚えられていないな」という印象を受けます。
例えば、
「too~to…」
「not only ~but also…」
のような、中3教科書で出てきた熟語表現などは、未熟な生徒はまだまだ覚えられていないように感じます。
こうした「熟語量の差」で、英語は点数の差がつくような気がしています。
全体的に苦手な文法
また、
「多くの生徒が苦手にしている文法」
も、見えてきました。
・原形不定詞「help」の使い方
・関係代名詞、分詞(後置修飾)
このあたりの文法に関しては、正確に訳すことが出来ない生徒が多いです。
なので、受験生は復習しておいてほしいな、と思います。
特に「help」の使い方は、まだ入試で出ていないので、優先的に復習しておきたいところです。
ギリギリまで「覚える」
これまでも述べてきましたが、英語は結局のところ
「どれだけ『覚えた』か」
で差がつく教科だと思います。
特に「熟語表現」に関しては、身についている生徒と、そうでない生徒の差が大きいと感じます。
まだ覚えられていない生徒は、試験当日、ギリギリまで覚えてほしいと思います。
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