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猿田塾

ちょっとした気づかい

2025/1/16

近所のコンビニにて

先日、近所のコンビニに、模試の答案を「クロネコヤマト」で送るために立ち寄りました。

その時に、色々と考えさせられることがありました。

まず入店しようとすると、ちょうど商品入荷の時だったらしく、ドライバーの方が作業をしていました。

ぼんやり眺めていると

「いらっしゃいませ」

の一言。

自分の作業に集中しつつも、客の動きもちゃんと見て、言葉をかける。

中には黙々と作業をされている方もいますが、一言でも声をかけられると、印象はかなり違います。

「挨拶って大事だな」

ということを思いました。

レジ前でウロウロ

気分良く入店すると、ちょっと先に入ったおじいさんが、レジ前でウロウロしています。

「何か探しているのかな?」

と思っていると、それまで商品を棚に補充していた店員さんがすかさず、

「何かお探しですか?」

と声をかけていました。

「ハガキを探しているんだけれども、あるかな?」

年賀状の時期になると、レジ近くに年賀状が並びます。なので、

「年賀状を買いに来たのかな。」

と思っていると、店員さんも同じことを思ったらしく

「年賀状ですか?」

と尋ねています。

「いや、普通のハガキなんだけど、あるかな?」

普通のハガキをコンビニで売っているのを見たことがありません。

「いくらコンビニでも、さすがにハガキはないんじゃないか」

おじいさんもそう思ったらしく、申し訳無さそうに言っていましたが、

「ありますよ、こちらでどうぞ」

と言って、店員さんはそのおじいさんをレジの方に誘導していました。

一連の対応が流れるようだったので、「素晴らしいな」と感心しながら、おじいさんの次に、レジに並ぼうとしました。

するとその店員さん、今度は私の持っている封筒に気づき、

「レジ、お願いします!」

と、他の作業をしていて気づいていなかった、他の店員に声をかけ、こちらの対応をするように促しました。

「こっちまで目が届いているのか」

と、非常に感心させられました。

ちょっとしたことだけれども

最初に挨拶をしたドライバーの方も、おじいさんに声をかけた定員さんも、やっていることは

「ちょっとした気づかい」

なのかもしれません。

ですが、この

「ちょっとした気づかい」

というのが、非常に難しい。

こうした「ちょっとした気づかい」がさりげなくできる。このような人が「優秀な人」なのだろうと思います。

そして、こうした「ちょっとした気づかい」の積み重ねというものが、結局はその店の評価につながるのではないか。

そして、長い目で見れば、売上に大きく貢献するのではないか。

業種は違えど、同じ「サービス業」に従事するものとして、色々と考えさせられました。

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