読書量の差
2025/5/22
語彙力、思考力に影響
最近読んだ本の中に
「読書量の差=語彙力、思考力の差」
と表現されているものがありました。
「なるほど。確かにその通りだな」
と思ったので、とても印象に残っています。
塾の入塾面談の時に、どの生徒に対しても必ず聞くのが「読書習慣」です。
読書をする習慣のある生徒であれば、正直、期待値が上がります。
一方、読書習慣がない生徒だと、
「成績上げるのは、難しいかもしれないな…」
と思ってしまいます。
それだけ、「読書」というものは、成績の伸びに影響すると考えています。
言葉を知らないと
「言葉を知らない」つまり語彙力がないと、あらゆる面において「不利」だということを感じます。
例えば問題を解いた後。
生徒たちには必ず「解説まで読むように」アドバイスします。
アドバイス通りに実行するのですが、その後でまた同じような問題を解かせてみると、
「語彙力のある生徒」は、間違えた所が修正できていることが多いです。
一方、「語彙力のない生徒」は同じように間違えていることが多いです。
解説で書かれている内容が、「語彙力のない生徒」は理解できなかった。
そのように感じられます。
また、こちらで問題の解説をする時。
「語彙力のある生徒」には、色々な表現を使って説明できるので、説明がしやすく、「伝えやすい」と感じます。
一方、「語彙力のない生徒」に関しては、生徒が知っている言葉に限定されます。
そのため、同じような言葉しか使えず、細かい部分のニュアンスなどがどうしても伝えられないな、ということを感じます。
「読む、聞く」という面において、非常に不利になるのが、「語彙力がない生徒」ということになります。
思考できない
また、読書習慣がない生徒は「文章を読んで、想像できない」ということを感じます。
例えば、数学の文章題を解かせてみる。
文章で表されている状態がどのような形になっているか、イメージできない。
なので、
「図を描いて考えてみてごらん」
と言っても自分の頭の中にイメージが描けていないので、どのように表せばいいかがわからない。
結果、ずっと固まったまま。
このようになってしまいます。
思考力のある生徒であれば、なんとなくのイメージで図が描けるので、それをヒントに考えられます。
読書、特に物語を読むということは、「文章中の場面をイメージする」ということを、自然と訓練することにつながります。
そう考えると、読書習慣の有り無しで、思考力にはかなりの差が生まれるように感じます。
読者の効能
そう考えると、読書は
「語彙力、思考力を高める上で、最高のトレーニング」
だと思います。
大きくなってから読書習慣を身につけさせるには、
「本人の意思」
が重要となりますが、なかなか難しいものがあると感じています。
なので、できるだけ小さいうちに
「本と親しむ」
習慣をつけておけると、後になって成長する下地が作れるのではないか。
そのように思います。
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