「国語ができないと他の教科も伸びない」理由
2025/10/13
他の教科にも影響
「国語ができないと、他の教科にも悪い影響がある」
という話は、よくされます。
実際に生徒を指導していると、それを強く感じます。
例えば、数学を指導している時。
「同じ内容で」話しているのに、すぐに理解できる生徒がいれば、「?」のまま、固まってしまう生徒もいます。
「伝え方」は同じ、むしろ「?」になっている生徒に対しての方が、易しい言葉で、丁寧に伝えている。
それでも「?」のままでいる。
これだけ反応が変わるのは
「生徒の国語力によって、説明が『理解できる子』と『理解できない子』にわかれてしまうのだろう」
ということなのだろうと感じています。
「世界が狭まる」
また、国語力がない生徒は「語彙力」も乏しい傾向にあります。
なので、説明する用語が限定されてしまいます。
これも数学の例ですが、「代入」という言葉があります。
「文字に数字を当てはめて計算する」
というものです。
国語力のある生徒であれば、
「代入して計算する」
と言えば、それで理解して進められます。
ですが、国語力のない生徒だと、同じように言っても、「代入」が何をするかがわからないので、固まってしまいます。
そこで
「代入とは、文字に数字を置き換えて計算すること」
という説明を、いちいちしなければなりません。
言葉を知らないということは
「それだけ、自分が理解できる世界が狭まってしまう」
ということなのだな、ということを、生徒を指導していると感じます。
抽象的な表現がつかめない
学年が上がるにつれて、文章内容はより「抽象的」になります。
抽象的になると、自分で
「その内容は、どのようなことを言っているのか」
ということを、具体例に落とし込んで考え、理解する必要が出てきます。
この時、語彙力が豊富な、国語力がある生徒であればそれができます。
一方、語彙力に乏しい生徒の場合、それができない。
そもそも、「抽象的」に表されている文章が何を指しているのかが読み取れない。
中3になって、総合テストになると、国語の読解問題が解けなくなる生徒が増えますが、それはおそらく
「文章が抽象的すぎて、何を言っているのか、意味がつかめない」
からなのだろうと思います。
時間はかかるが
国語力は、一朝一夕では身につきません。
それゆえ、成績を上げるのが非常に難しい教科と言われています。
ですが、ここを克服していかないと、学年が上がるにつれて、学習内容が理解できずに、どんどんと脱落していくことになります。
国語力を高めるためには、まずは
「自分で調べる」
ということが重要です。
知らない言葉が出てきた時に、その意味は何かを確認する。
今ならネット検索ですぐにわかりますが、できれば辞書で引いた方がいいです。
私自身、知らない言葉はネットで検索してしまいますが、あまり定着している感じがしません。
少し手間でも辞書を引いて、自分で調べる。
そうした地道が努力が、国語力を高める一歩になるのだと思います。
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まったく話は変わりますが、私の兄が
に挑戦しています。

興味のある方は、ぜひご協力いただければと思います。
よろしくお願いいたします。