ダメな勉強法
2025/12/9
意外とやっている
先週は保護者面談期間でした。
生徒の「家での勉強の様子」をうかがったのですが、
「思った以上に、勉強のやり方がよくない生徒が多いな…」
という印象を受けました。
そこで、
「よくない勉強法」
を挙げていこうと思います。
①音楽を聞きながらやる
一番多かったのが、これです。
「イヤホンしながら、曲を聞いて勉強しています」
という生徒が多いようですが、これは学習効率を下げます。
「勉強している割に効果が出ない」
というので、よくよく聞いてみたら、
「音楽を聞きながら、やっている」
ということだったので、
「そりゃ、効果は出ないよな」
と思いました。
たまに
「曲を聞きながらやらないと、集中できない」
という人もいますが、試しに「単純計算」を「曲を聞きながら」やってみてほしいと思います。
おそらく聞かずにやった方が正確に解けるはずです。
人間の脳は
「同時に複数のことを処理できない」
ようになっているそうです。
なので、「曲を聞きながら」勉強することは、学習効率を下げます。
もしやっている人がいたら、すぐに止めましょう。
②スマホを近くに置く
次に
「机の上にスマホを置きながらやる」
というのも、よくないです。
スマホから通知がくる度に、集中力が途切れます。
また、近くにあるだけで、気になって勉強に集中できないようです。
なので、勉強している時には
「スマホを物理的に遠ざける」
というのが正しいです。
「時計代わりに使っている」
という人もいるかもしれませんが、時計を見るつもりが、結局他のことも気になって、使いすぎるのがオチです。
「時計は時計を使う」
これがスマホから離れるコツです。
③インプット中心
面談をしていて気になったのが、
「教科書を読んでいなかったので、テストの結果がよくなかった」
という言い方をされる保護者の方が何名かいらっしゃった点です。
確かに教科書内容は大事です。
が、
「教科書を読みさえすれば、問題が解ける様になる」
というのも、ちょっと違います。
真面目な生徒に多いのですが、
「内容がきちんと理解できてから、問題を解く」
というものです。
いわゆる「インプット中心」という学習方法です。
ただ、この学習方法はあまり効率がよくありません。
「教科書を読み込んで、『理解した』と思って問題を解いてみると、思ったよりも間違える」
ということが起こります。
「インプット中心」の勉強法だと、「わかったつもり」で留まってしまうことが多いです。
そのため、実際に問題を解いてみると意外に解けずに間違える。
このようになってしまいます。
なので、ある程度の理解があれば
「まずは問題を解いてみる」
という、「アウトプット中心」の勉強の方が、学習効率が上がります。
問題を解いていく中で、よくわからないところが出てきたら、そこで教科書を使って確認していく。
これが、正しいやり方です。
インプットとアウトプットの比率は
「3:7」
が理想的、と言われています。
④徹夜
さすがに
「受験生は徹夜をしないと受からない」
という声は少なくなってきていますが、それでもまだ一定数はいるようです。
「睡眠時間を確保しないと、記憶が定着しない」
ということは、科学的に証明されていることです。
徹夜は、生活リズムは崩れるし、学習内容は定着しないし、まったくオススメできないです。
私自身、中学時代に徹夜をしながら勉強していました。
が、もし中学時代の自分にアドバイスすることができるのであれば、真っ先に
「徹夜を止めろ」
とアドバイスすると思います。
それだけ「意味がない」ということです。
最後に
「勉強する」というのは「孤独」です。
「孤独」でいるのが辛い。
だから、音楽を聞きながらやったり、近くにスマホを置いてやってしまうのだと思います。
その気持ちは、よくわかります。
ですが、そうした「孤独」に打ち勝って勉強するからこそ、人は成長するのだろうと思います。
特に受験生の皆さんは、「孤独」と正面から向き合い、乗り越えてほしいと思います。
※猿田塾へのお問い合わせはこちら