合格発表後に、塾として伝えたいこと
2026/3/20
公立高校入試の合格発表
昨日は、長野県の公立高校入試の合格発表がありました。
塾には、
「歓喜」「失望」
その両方の声が届きました。
まさに「悲喜こもごも」といった一日でした。
ただ、印象的だったのは
「驚くほど冷めた自分がいた」
ということです。
午前中には、生徒全員の合否が確定しました。
全員の結果が確定する、その瞬間までは大きな意味を持っていた「合否」が、驚くほどの速さで「過去」へと変わっていきました。
受験生たちは、一方で合格の喜びに浸り、一方で不合格の悲しみにうちひしがれていると思います。
ですが、自分の目は、すでに「次」に向けられています。
喜びも悲しみも、過ぎ去った瞬間に「過去」のものとなる。
以前はもう少し「余韻」に浸っていたような気がするのですが、今年はそうした感情が湧いてきません。
これが「慣れる」ということなのかな、ということを感じています。
初々しい
「次」に向けて、新中学3年生には、「志望校」を書かせています。
しかし、現状は
「そもそもどんな高校があるのか、よく分かっていない」
「漢字が出てこないからひらがなで書く」
「書いた高校名が間違っている」
そんな生徒がほとんどです。
とても初々しい状態です。
ですが、よく考えてみればそれも当然のことです。
生徒たちからすれば
「急に『受験生』と言われても、実感がわかない」
それが本音だと思います。
実際に、今の3年生も、1年前はまったく同じような状況でした。
志望校も曖昧で、受験というものの実感も薄い。
そこから1年かけて、着実に成長をしていったのです。
「1年」なんて、振り返ればあっという間に過ぎ去っていきます。
一方で、若者にとっては、「びっくりするくらい大きく成長する期間」でもあります。
これからの1年間、気持ちを新たに「新中学3年生」をみっちり鍛えていこうと思います。
受験を終えた皆さんへ
一方で、今年の受験生にも伝えたいことがあります。
合否は確かに一つの区切りですが、それがゴールではありません。
大切なのは、
「どの高校に受かったか」
ではありません。
「進学した高校で、何をするか」
です。
合格したことで満足し、そのまま何となく3年間を過ごすのか。
不合格という結果を受け止め、その悔しさをエネルギーに変えて、さらに努力を続けるのか。
この違いが、早ければ3年後、「大学入試」の場面で、差となって現れます。
高校はあくまで「きっかけ」に過ぎません。
これから先の成長を決めるのは、「自分自身」です。
与えられた環境で、自分をどこまで高めることができるか。
その問いに、これから3年間、向き合い続けてほしいと思います。
4月からは、また新しい1年が始まります。
受験生の皆さんは、まだまだ若い。
これからの努力次第で、いくらでも自分の「未来」を変えることができる。
そして、未来を変えるには自分自身の「意識」が大切です。
強い気持ちを持って、高校に進学することを願っています。
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