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過去問の効果的な解き方

2021/1/11

年が明けて入試も近くなり、
受験生は過去問に取り組む機会が
増えていると思います。
当塾でも過去問演習を
中心にやっていますので、
それ自体はいいと思うのですが、
問題は「解いた後」です。
「過去問解きました」
「ここまで終わりました」
「やりました」
解いたことを報告するのはいいのですが、
「間違えたところの確認はした?」
「解説はちゃんと読んだ?」
と聞くと、
「…。」
「投げっぱなし」の勉強をしている
生徒が見られます。
これでは、ただ過去問を「解いた」だけです。
過去問演習で大事なことは、過去問を通して
「自分がどこを理解していないのか?」
「何を覚えていないのか?」
という点をきちんと把握し、確認することです。
この部分が甘い生徒が多いです。
「この生徒は、何を間違えたのか、
ちゃんと把握していないな」
と感じる生徒には必ずツッコミを入れます。
「この問題はどうやって解けばよかったの?」
「この英語の穴埋めはどこで判断すればいいの?」
「計算はどこがまちがえていたのかわかる?」
このように突っ込まれる生徒は、
きちんと答えられません。
逆に言えば、こうしたツッコミを入れない生徒は
自分で間違えたところを確認できています。
たまに突っ込んで聞いてみても
「この問題はこのように解きます」
「〇〇だから間違えた」
ときちんと答えることができます。
ただ「過去問を解く」だけでは
意味がありません。
自分の理解不足のところをあぶり出し、
そこを1つ1つ潰していく作業を行うことで
初めて過去問演習は意味をなします。
受験生はその点を意識して、
過去問に取り組んでほしいと思います。
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