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入試の二極化

2021/5/21

英語の難易度が上がったことにより、
ささやかれるのが「入試の二極化」です。
結論から言えば、
「上位の高校は競争がさらに激しくなり、
それ以外の高校は全入に近くなる」
という流れになるということです。
まず、英語の難易度が上がったことの影響は
上位校の受験者に大きく影響を与える
ことが予想されます。
英語はもともと点差のつきやすい教科でした。
ただ、長野県の英語は標準的な難易度のため、
上位の高校(深志、県ヶ丘、蟻ヶ崎)に
限っていえば、ある程度のレベルに達していれば
同じくらいの点数になる状況でした。
それが、難易度が上がることによって
英語でも点差がつくようになると思われます。
なので、上位校を目指す生徒にとっては
今まで以上に競争が激しくなることが
考えられます。
一方、それ以外の高校では、
特別に英語が得意な生徒を除けば
ほぼ同じくらいの実力である生徒の方が多いです。
そのため、難易度が上がっても、
「みんな同じようにできない」
ということで、英語ではそれほど差がつかない
というようになると思います。
深志、県ヶ丘、蟻ヶ崎以外の高校は
現在でも倍率がそれほど高くありません。
なので、学校の授業をきちんと聞いて
提出物をきちんと出していれば、
志望する高校への進学は十分可能な
状況だと思います。
ただこれができない子が多いので、
進路選びに苦労するのですが…。
こうした状況を踏まえると、
「自分がどの高校に行きたいのか」
という進路希望を早めに設定することが
対策の方針を大きく決める要素になると思います。
深志、県ヶ丘、蟻ヶ崎を目指すのであれば
早い段階(できれば小学校)から
準備をした方がいいように思います。
それ以外の高校に進学希望であれば
まずは学校の授業をしっかりと聞き、
提出物をきちんと出すことを徹底する。
「高校」というものがよくわかっていない
中学生に早めに進路の希望を決めさせるのは
なかなか難しいことです。
ですが、中3になってから、
「深志、県ヶ丘、蟻ヶ崎に行きたい!」
と思って準備を始めても、
挽回をするのはかなり厳しい状況に
なってきている。
そのように思います。

ぜひご覧ください。

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