直前期こそ、英語は「単語」を覚えよう!
2022/1/20
後期選抜まで残り48日となりました。残り7週です。
昨日来た受験生の生徒には、「あと7回、これ(授業)を繰り返せば終わるから、もう少し我慢しよう!」と言って励ましました。
直前期に何をやるか?
残り日数が少なくなってきたので、「何を勉強するか?」というのは非常に大事になってきます。
あれもこれもやる時間はありません。
ある程度内容を絞りつつ、なおかつ効果的に結果が出ることをしていかなければなりません。
英語は何をやるべきか?
英語は、直前期になると、最後の総仕上げとして「長文問題」を解く機会が多くなると思います。
ですが、ここで注意が必要です。
「長文問題」を解いて効果があるのは、「ある程度英語の基礎知識が身についている」生徒に限定されます。
具体的な数字でいえば、模試の偏差値が「60以上」、あるいは中3の学校のテストで、「70点以上」をコンスタントにキープできている生徒。
このくらいの基礎的な実力がある生徒は、長文問題を解くことで実力がついていくと思います。
ですが、それよりも点数が低い生徒は「基礎力不足」と言えます。
この場合、ただやみくもに長文問題を解いても、実力はつきません。
何となく「がんばった感」が出て終わりです。
直前期に、こうした勉強は避けるべきです。
まず「動詞」を覚える!
基礎力不足の生徒は、「単語」「文法」の定着、特に「単語」の暗記に力を入れるべきです。
どれだけ長文を読んだとしても、単語の意味がわかっていなければ、右から左に抜けていって終わってしまいます。
といっても、覚えるべき「単語」は膨大な量があります。どこから手をつけていけばわからない生徒もいると思います。
その場合、まず「動詞」を覚えるようにしましょう。
「動詞」が押さえられれば、その文が何を言いたいのか、大まかな方向性はわかります。
例えば「speak」とあったら、「何かを話しているんだな」とか、「eat」とあったら、「何かを食べているんだな」とか。
文全体の意味がつかめなくても、方向性がわかれば、正解にたどりつく可能性は高まると思います。
動詞が覚えられたら、次は「名詞」です。
動詞と名詞を覚えれば、文の意味はかなりつかめるようになると思います。
ちなみに、塾の生徒にも、英語が苦手な生徒には「単語」「文法」の練習を徹底して行っています。
正直、それで急激に点数が上がっている、ということはありません。
ただ、難しい問題が出題されても、大きく崩れなくなってきている、という状態にはなってきています。
入試の、その先を見すえる
そして、今の時期に単語を覚える意味として、受験での点数以外にも「高校での勉強で、少しでも優位に立つ」ということが挙げられます。
英語は高校に行っても必修の科目です。
その時に、単語をたくさん覚えておけば、それだけで、他の生徒よりも優位に立つことができるはずです。
高校入試だけでなく、「その先を見すえる」という意味においても、英語が苦手な生徒さんは、今から1つでも多く「単語」を覚えるように練習してほしいと思います。
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