3年生の今後の勉強の進め方
2022/9/22
安曇野市の中学では、2回目の総合テストが終わりました。
3年生は、8月の1回目の総合テストから、11月の4回目の総合テストまで、毎月のようにテストがあります。
総合テストは「今までに習った内容すべて」がテスト範囲です。
そのため、「1・2年の内容+3年の1学期の復習」をしなければなりません。
加えて、学校の授業も進んでいくので「3年の新しい内容」の復習もしていかなければなりません。
総合テストはほぼ1ヶ月間隔で実施されます。なので、次のテストまでの準備期間は、ほぼ「1ヶ月」です。
その「1ヶ月」の間に
・1~3年1学期の復習
・3年の新しい内容の復習
をすべて終わらせることは不可能です。
なので、ある程度「的を絞って」勉強していく必要があります。
そこで、5教科の中でも比較的対策がしやすい「社会」「理科」を中心に、どのように進めればいいのかを解説します。
社会は「今習っているところ」の復習優先
社会は、「今授業でやっている内容」を最優先に復習してください。
ほとんどの学校が「公民」をやっていると思います。
「公民」に関しては、中3になってから初めて習う分野になります。
「地理」「歴史」はサボっていたら忘れているかもしれませんが、「公民」に関しては、今からやれば十分に対策可能です。
また、「進んだ分だけ」しかテストに出ないので、範囲が絞れます。
なので、社会はまず「公民」の復習をしっかりとやるようにしましょう。
理科は「今習っているところ」+生物・地学
理科も、まずは「今習っているところ」の復習を優先的にやりましょう。
次に、余裕があれば「生物」に力を入れるようにしましょう。
「生物」とは、「動植物、遺伝」といった内容のところです。ここは、他の単元と比べると、点数が取りやすいです。
それが終わったら「地学」をやりましょう。
中3の理科は
「化学→生物→物理→地学」
の順番で習うようになっています。
他の分野は「中1~中3内容」が出題されますが、地学については、「天体」が始まるまでは中1・中2内容の部分からしか出題されません。
そう考えると他の単元よりも範囲が狭まるので、対策がしやすいです。
英数は実力によって異なる
英語と数学に関しては、各自の実力によって対策が異なります。
ですが、大まかに言えば
「得意な生徒は、中3内容の復習を中心に進める」
「苦手な生徒は中1・2年の復習に力を入れる」
のがいいかと思います。
中3の英語と数学は、これから更に難しい内容に入っていきます。
なので、今までの内容が十分身についていない生徒は、正直理解していくのが厳しい状況になります(特に英語)。
なので、苦手な生徒は、1・2年の復習に全力を傾けた方がいいかな、と思います。
あれこれやらない
最後に、勉強がうまくいかないと、あれこれと色々な問題集に手を出しがちです。
ですが、これが一番「ムダ」です。
まずは学校から配布されている
「ワーク」
「新研究」
「整理と対策」
といった問題集を繰り返し練習することです。
「できる生徒」ほど、問題集を絞って、繰り返し練習する。
「できない生徒」ほど、噂に流されて、あれこれと問題集に手を出して、身につけられずに終わる。
これが現実です。
「できる生徒」のマネをするようにしてください。
☆YouTubeチャンネルもやっています
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ぜひご覧ください。