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安曇野市の全国学力・学習学習状況調査の結果

2022/10/21

安曇野市教育委員会のHPに

「令和4年度全国学力・学習状況調査の結果」

が公表されました。

こちらについての大まかなまとめと、それを受けて自分の思ったことを述べたいと思います。

テストの結果は、全体的に良好

調査(テスト)は、安曇野市内の小6(国算理)と中3(国数理)が受けました(カッコ内はテストの教科)。

小学生は

「国語は平均並、算数は平均をやや下回る。理科は平均を上回る」

中学生は

「国語は平均を上回り、数学と理科は平均を大きく上回る」

という結果でした。

安曇野市の生徒は、小学生は「平均並」というところですが、中学生は「特に理系科目の実力がある」と言えるのかな、と思います。

テスト結果から見える課題

次にテスト結果から見える課題です。

小学生は

国語…漢字
算数…計算

の正答率が低かったようです。

中学生は、特に目立った課題はないようですが、

「文章を引用して、自分の考えをまとめる」

という部分の正答率が低かったようです。

「文章内から根拠を探し出す」という練習が必要なのかな、と思います。

生活態度

次に、生活態度ですが、安曇野市の生徒の生活態度はおおむね良好のようです。

・毎日朝食を食べている
・起床、就寝時間が一定している

などといった項目で、全国平均と比べると肯定的な回答が多いようです。

心配される面として

「家庭学習の時間」

が挙げられていました。

中学生は「平日」、小学生は「平日、休日ともに」、家庭学習の時間が全国平均と比べると少ないようです。

しかも、家庭学習の時間の減少は、ここ数年続いているようなので、

「年々家庭学習の時間が減っている」

ということが懸念されます。

正答率が高い生徒の傾向

正答率の高い生徒の特徴として

・ゲームの時間が少ない
・スマホ使用は1時間未満

といったものがありました。

ほとんどの保護者が納得する結果ではないかと思います。

大人が薄々感じていたことが「調査結果」としても明らかになったのかな、という気がします。

以上が調査結果のまとめとなります。

調査結果を見た感想

文低理高

まず思ったのは、安曇野市の生徒は

「国語よりも算数(数学)ができる傾向にある」

ということです。

これは「大学進学実績」と当てはめてみても、腑に落ちるところがあります。

長野県の上位大学への合格者を見ると、

「理系学部に強く、文系学部に弱い」

という傾向が見られます。

こうした傾向(文低理高)は、小中学校の時からすでにそうなのかな。

そうした印象を受けました。

そう考えると

「小学校の国語教育」

に改善の余地があるような、そんな気がしました。

学力格差が広がる?

次に思ったのは

「今後、学力格差が広がるかも…」

ということです。

先にも挙げたように、

「小中学生の『家庭学習の時間』が年々減っている」

という調査結果が出ています。

また、小学生は「漢字」「計算」といった基礎学力の部分で課題を抱えています。

因果関係ははっきりしませんが、

家庭学習の時間が減っている

漢字、計算ができない小学生が増えている

ということが、原因の1つとして考えられると思われます。

実際に生徒を指導していて感じるのは、

「小中学校の宿題が、極端に少なくなってきている」

ということです。

「自主学習」という名の下に、宿題は出ない傾向にあります。

「生徒の自主性に任せることで、学習意欲を損なわないようにする」

という狙いだと思います。

ただ、現実には「ほったらかし」です。

学校から何も指示がないことをいいことに、勉強を全くしない。

そうした生徒が増えています。

勉強ができる生徒は自分で考えて行動し、学力を更に高めていく。

勉強ができない生徒は、特に何も言われず放置され、学力を低めていく。

今の学習指導要領が続く以上、今後もこうした状態が続きます。

それを考えると、学力格差は年々拡大していくように思います。

特に小学生に関しては、「ご家庭」で意識しなければ、お子様の学力は維持できない状況になってきているのかな、という気がしました。

「学校に任せておけば何とかなる」というのは、今の状況だと、ちょっと甘い考えなのかもしれません。

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