お問い合わせ

blog

win

生徒たちに負けられない

2023/1/17

塾講師の醍醐味

塾講師をしていて、一番の喜びは

「生徒の成長する瞬間に、立ち会うことができる」

ということです。

以前はできなかったことが、できるようになる。

前は苦戦していた方程式の計算ができるようになる。

でたらめな文章を書いていた生徒が、きちんとした文章を書けるようになる。

反比例の「変化の割合」の出し方で、何度も間違えていたのが、間違えなくなった。

などなど。

「ちょっとした」成長かもしれません。

ですが、生徒を継続的に指導していると、そうした「ちょっとした」成長に気づくことが出来ます。

そして、こうした瞬間に、間近に立ち会うことができるのが、塾講師の醍醐味と言えます。

我が身を振り返ると

このように生徒たちは、その成長の度合いは違えど、大なり小なり、日々確実に成長していきます。

そうした生徒たちの成長を眺めながら、ある時、ふと思ったことがありました。

「生徒たちは、日々成長している。その一方で、自分自身は何も変わっていないのではないか…」

そうして、塾の教室を見回してみると、生徒たちが黙々と勉強に励んでいる。

「まずい。この教室で一番成長していないのは、俺だ…。」

そう感じました。

そして、次の瞬間、自分の中の「負けず嫌い」に火が付きました。

「成長する生徒たちに、負けている場合じゃないな」

それから、自分自身を磨くようになりました。

誰よりも「負けず嫌い」

「塾講師」などという仕事は、ちょっとでも気を抜けば、すぐに成長が止まってしまいます。

毎年同じことを繰り返しているだけで、

「なんとかなってしまう」

そういう側面があります。

実際に、自分の中で、

「これを繰り返していれば、十分生活していくことができるな」

と、ちょっと思ったことがあります。

ですが、一生懸命勉強に励む生徒の姿を見ていて、日々成長していく生徒の姿を見ていて、

「これは、人として負けられないな」

という思いが強くなりました。

「生徒に負けたくない」

だから、寒い中でも走れているのだと思います。

だから、朝早くから夜遅くまで働けているのだと思います。

だから、時間を見つけて、読書をするようにしているのだと思います。

だから、ブログも毎日のように更新できているのだと思います。

「生徒がどれだけ勉強していようと、この中で一番努力しているのは、俺」

そういう「自負」があります。

「子供相手に、大の大人が…」

と思われるかもしれませんが、この「負けず嫌い」は性格なので、どうしようもありません。

組織はトップの器以上に大きくならない

プロ野球の野村克也監督の言葉に

「組織は、トップの器以上に大きくならない」

という言葉があります。

学習塾、特に私のやっているような小さな個人塾は、まさに

「トップ次第」

なのだろうと思います。

「生徒を成長させるには、まず自分自身が成長しなければならない」

そのように感じています。

がんばる生徒たちに負けないように、自分自身もがんばる。

お互いに高めあえるように、そういった気持ちで、日々生徒たちと向き合っています。

※猿田塾へのお問い合わせは、こちらから

contact

面談のご要望など、当塾へのお問い合わせはこちらよりお願い申し上げます。後日、当塾よりご記入頂きました電話番号へご連絡いたします。