「誰にも負けない努力をする」

「誰にも負けない努力をする」

稲盛和夫会長の本を読むと、この言葉がよく出てきます。

最近は、この言葉を常に自分自身に問い続けています。

当たり前の言葉

「人よりも先んじたい」と思うのであれば、誰よりも努力をしなければならない。

当たり前といえば、当たり前のことなのかもしれません。

ですが、果たしてそれが「実行できているか？」というと、自信がない人は多いのではないでしょうか。

当たり前のことを「当たり前のように」実行することがいかに大変なことか。

最近はそのことを、強く思います。

結果よりも「過程」

人は、他人の「結果」に目を奪われがちです。

ですが、重要なのは「結果」ではなく、そこに至るまでの「過程」です。

「結果」を残している人は、必ずその「過程」において、様々な苦労、努力、経験を積み重ねています。

そうした、いわば「影」の部分について学び、自分自身に取り入れていく。

そのような考え方が重要なのではないか。私はそう思っています。

そして生徒たちにも、ただ表面的な「結果」を見るのではなく、「過程」を見て学ぶような人間になっていってほしい。

そう願っています。

そのためにも、まずは自分自身が

「誰にも負けない努力をする」

姿を見せなければならない。

そう思っています。

子どもたちは、「大人の姿」を見て成長していきます。

もし、子どもたちが怠惰な生活をしているのであれば、それは、教え導く立場にある大人が、だらしない姿を見せているからなのでしょう。

そのようにならないためにも、常に自分自身を律していかなければならない。

稲盛会長の言葉から、そのようなことを思いました。

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