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「漢字」が書ければ、「英語」も覚えられる

2023/2/28

今日で2月も終わりです。

小学6年生の生徒は、中学の授業に向けて、英語の準備を着々と進めています。

また、最近では小学6年生のお子様の問い合わせが増えていて、体験授業をすることが多いです。

体験授業では、一通り漢字のチェックをするのですが、その時に、あることに気づきます。

それは

「漢字がきちんと覚えられている生徒は、英単語の覚えも速い」

ということです。

漢字が書ければ、英語も覚えられる

「漢字は得意だけれど、英語は小学校でしかやったことがない」

というお子様がいました。

なので、英単語を覚える練習をしてみたのですが、圧倒的に覚えるスピードが速い。

「今からきちんと覚えていけば、中学に行っても全然対応できる」

そのように感じました。

一方、

「英語は小さい時から習わせている。漢字はそこそこ」

というお子様に英単語の練習をしてみると、英単語の「音」と「意味」は何となく覚えているのですが、正確に「書く」ことができないことが多いです。

このような生徒の場合は、

「最初のうちは結果がよくても、後になってどんどん点数が下がって、キツくなっていく」

ことが多いです。

なので、「何となく」英語を学ばせるくらいであれば、まずは「漢字」を正確に覚えていくことに力を入れる。

その方が、長い目で見ても効果的なように思います。

「反復練習」の習慣を身につける

小学生全般に言えることですが、とにかく今の小学生は「反復練習」が足りていません。

昔と比べると、今の小学校では、学ばなければならない内容が年々増加しています。

そのため、小学校では

「一通りの内容を教えることで手一杯」

の状態だと思います。

簡単な内容であれば、1回聞いただけである程度理解できます。

ですが、小学5年生あたりからは、1回聞いただけでは理解できない内容が増えてきます。

そうした時に「反復練習」する習慣がついていないと、わからないところはそのままで、どんどん進んでいってしまいます。

こうした「負の積み重ね」が、中学での「数学」「理科」の伸び悩みにつながっているように思います。

「一度教わって、単元テストもそこそこ取れていたから問題ない」

と考えていると、思わぬ所に落とし穴があります。

「漢字」はそうした「落とし穴」が見つけやすいです。

試しに、前の学年の漢字をどれだけ覚えているか、チェックしてみて下さい。

多くのお子様が、半分近く忘れてしまっていると思います。

小学生のうちは、「漢字」や「計算」などの「反復練習」を徹底しておく。

そうした土台をきちんと作っておくと、中学に入ってから、グッと大きく成長できると思います。

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