7期生のみんなへ
2023/3/31
2022年度は今日で終わりです。
長かった1年が終わろうとしています。
本日をもって、7期生のみんなとはお別れです。
手がかからない
7期生の特徴は
「手がかからない」
ということでした。
うちの塾の生徒は素直な子が多いので、指導する側から言えば、教えやすい子が多いと思っています。
その中でも、7期生のみんなは本当に「手がかからない」という感じでした。
「こうしなさい」
というアドバイスに対してはすぐに実行してくれましたし、
「成績表を提出しなさい」
というような、ちょっとした指示に対しても、すぐに対応してくれました。
これはできるようで、なかなかできないことです。
今までの3年生と比べても、「『素直』な生徒ばかりだった」というのが、7期生の特徴だと思います。
自らの手でつかんだ合格
なので、受験指導に関しても、特にこちらから「こうした方がいいよ」ということは、あまり言わなかった気がします。
「生徒自身で決めたことに対して、どのようにサポートしていくか」
今年の受験指導は、この一点に尽きたように思います。
毎年
「この生徒の合格のうち、何割かは自分が貢献できたかな」
というような感情を抱くことが、正直あります。
ですが7期生に対しては、
「全員が、自分の力で、合格を勝ち取ってきた」
という気がします。
自分はただそばで見ていただけ。
それだけ、7期生の生徒は「自立」していたように思います。
勉強面においても、こちらであれこれアドバイスするよりも先に
「自分がこうしたい」
というものがあったので、方向性だけ確認して、あとは本人に任せる。
このような指導をすることができました。
うちの塾では「自立」を謳っていますが、それを体現してくれたのが、今年の3年生だったように思います。
7期生のみんなへ
7期生のみんな、卒業おめでとう。
皆さんは、自分自身の力で合格を勝ち取ることができました。
それは素晴らしいことだと思います。
ですが、その裏にはご家族や学校の先生、友達といった周りの方々の支えがあったことを忘れないで下さい。
まあ、書いてもらった「体験記」を見る限りでは、きちんと「感謝の言葉」が書いてあったので大丈夫だと思いますが。
みなさんのいいところは
「素直さ」
と
「自分で考えて行動できる」
ところだと思います。
こうした性格の人は伸びますので、高校生活もきっと充実したものにしてくれる。
そう確信しています。
1つアドバイスをするとすれば、
「視野を広げる」
ということです。
7期生のみんなは、自分で考えて行動することができました。
ですが、ちょっと
「自分の世界にこもってしまっている」
部分もあったかな、という気がしています。
「自分の考えを持つ」
それは素晴らしいことですが、それに固執してしまうと、視野が狭くなってしまう恐れがあります。
そうなると、せっかくの成長の機会を逃してしまいます。
世界は広いです。
まず高校に進学すれば、今まで過ごしてきた自分の世界よりも、さらに広がると思います。
その中で、「いかに自分の弱さ」に気づき、向き合うことができるか。
これができれば、皆さんの能力はさらに伸びていくことと思います。
ちょっと抽象的な表現になりましたが、
「失敗を恐れず、色々なことに積極的にチャレンジしてほしい」
ということです。
みんなが、順調に成長していってくれることを、陰ながら応援しています。
7期生のみんな、ありがとう。
皆さんの自ら考え、行動する姿を見て
「自分の指導方針は、間違っていなかった」
と感じることができました。
本当に、ありがとう。