修学旅行

久しぶりの奈良・京都

安曇野市の中学は、今週から来週にかけて、修学旅行に行く学校が多いです。

昨年までは、時期をずらしたり、目的地を県内にしたりと、様々な制約がありました。

ですが、今年はどの学校も、「４月に、奈良・京都に２泊３日」と、コロナ前の状態に戻ったようです。

ようやくこれまで通りの修学旅行に行けるようになり、「本当によかったな」と思います。

正直、中学生には、仏像やお寺といったもののよさは、まだ分からないと思います。

ですが、若い時の経験が、大人になってから急によみがえることもあります。

古都をめぐり、色々な経験をしてきてほしいと思います。

生徒の行き先は個性的

生徒たちには「どこを巡るのか」聞いているのですが、それぞれ個性的で、面白いです。

べたに「神社仏閣」を巡る生徒もいれば、「人気のスイーツを食べに行く」などという生徒もいました。

ある生徒は、

「自分は別の場所に行きたかったのだけれど、女子の意見が強くて…」

とぼやいていました。

聞けば、「有料」のお寺や神社はなるべく避け、「無料」のところを観覧したあと、１０００円近くするスイーツを食べる、という案になっているとのこと。

「女子はしっかりしてるな～」

と感心するとともに、

「わざわざ京都まで行って、スイーツかよ…」

と思いました。

が、子どもたちにとっては、大事なことなのでしょう。おじさんの自分には、まったく共感はできませんが。

城好きの私としては、ぜひ「二条城」に行ってほしいのですが、あまり行く予定の生徒たちがいなかったのは、寂しい限りです。

まだまだ「お城」に対する洗脳普及活動が足りないようで、痛く反省しております。

これからも、一人でも多く「お城好き」の生徒を増やすべく、地道に活動しよう。そう思いました。

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