「大学合格力」ランキング
2023/7/12
「ランキング」ものには目がない自分。
昨日はこちらを購入しました。
「中高一貫校・高校 大学合格力ランキング 2024年入試版」
こちらの中に、
「都道府県別『大学合格力』高校ランキング」
があったので、今日はこちらについて述べたいと思います。
長野県の国公立大学ランキング
「大学進学実績」の中でも、一番の目安と言えるのが「国公立大学」への進学実績です。
長野県内の「トップ3」はこちら。
1位:長野(76)
2位:松本深志(135)
3位:上田(185)
※カッコ内は全国の順位
これに加えて4位の屋代高校までが、「全国トップ200」にランキングされていました。
こうしたランキングを見ても、やはり長野高校は、「長野県内No.1」と言えると思います。
次に、中信地区(安曇野市周辺)の高校で並べてみると、このような感じです。
2位:松本深志
6位:松本県ヶ丘
9位:松本秀峰
12位:松本蟻ヶ崎
26位:都市大塩尻
27位:松本第一
31位:松商学園
32位:松本美須々ヶ丘
33位:南安曇農業
35位:豊科
「蟻ヶ崎」と「都市大塩尻」の間がけっこう空いています。
なので、
「中信地区の高校生が、国公立大学に進学を考える」場合、
「蟻ヶ崎以上の公立高校」か
「松本秀峰」に進学する
というのが、「オーソドックスな進路プラン」になるのかな、と思います。
ただ、「都市大塩尻」はじわじわと実績を上げてきている印象です。
なので、今後の都市大塩尻の実績によって、このプランは変わるかもしれません。
その他で注目したいのが、33位の
「南安曇農業(南農)」
です。
今年は国公立大学に7名合格したそうです。
地元の信州大学を始め、新潟大学、福島大学、宇都宮大学など、地方の国立大学に合格者を出しています。
南農のランキング上下の高校は「松本美須々ヶ丘」と「豊科」ですが、この3校の高校入試時点での偏差値を見ると、
松本美須々ヶ丘:52
豊科:48
南農:39~42
となっています。
高校入学時点の偏差値で見れば、南農はかなり「お得な」高校、と言ってもいいのではないでしょうか。
ちなみに、当塾は南農の近くにあるので、南農生をよく見かけます。
リヤカーを引いて歩いていたり、学校の周りをぐるぐる走らされたりと、「鍛えられているな」という印象を受けます。
また、以前南農の近くをランニングしていたら、リヤカーを引いた学生から挨拶をされたことがありました。
なので、個人的に南農は好きです(親父の母校でもありますし)。
その他のランキングを見て
その他にも
「難関私立大学」ランキングと、
「国公立大学医学部」ランキング
がありました。
これらの基準で見ると、また違う側面が見えてきます。
まず「難関私立大学」ランキングを見てみると、トップ3の順位が
1位:長野
2位:松本秀峰
3位:松本深志
となりました。
「難関私立大学(早慶上理+MARCH+関関同立)」
への進学を考えた場合、中信地区であれば、深志よりも松本秀峰の方が有利なようです。
ただ、秀峰は中高一貫校なのに、「私立大学への進学が有利」というのは、個人的には「ちょっとさみしいな…」という気がします。
次に、「国公立大学医学部」ランキングを見ると、深志の実績が目立ちました。
県内トップはもちろんのこと、全国ランキングでも48位と、トップ50に入っていました(ちなみに長野は128位)。
「深志は、国公立大学の医学部進学に強い」ということが、数字の上でも証明されたと思います。
こうしたランキングを見ると、各高校の「真の実力」が見えるような気がするので、来年以降もチェックしていこうと思います。
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