常識を、疑う
2024/1/29
「常識」と言われるが
私は「常識」という言葉が、あまり好きではありません。
「それが常識だ」
「周りもそうしている」
という話を聞かされると、うんざりした気持ちになることがあります。
以前、
「経営者は外に出て、積極的に人と交流しなければならない」
という話を聞いたことがあります。
私は、どちらかと言えば目的のない交流が好きではなかったので
「まあ、そんなもんかな」
と思って聞き流していました。
それから数年たち、コロナ騒動。
その時は、朝から晩まで
「人との交流は、避けるようにしてください!」
と連呼される日々。
「『人との交流が大事』ってあれほど言っていたのに…」
時代背景が変われば、「常識」なんてものはコロッと変わる。
「常識なんてものは、あまり当てにならないな」
こうしたことを経て、「常識」というものが、ますます嫌いになりました。
変化を恐れず
長く仕事をしていると、どうしても「流れ作業」に思考が偏ってしまうことがあります。
「今までやっていた通りにやればいい」
「前と同じことを繰り返しておけばいい」
思考が保守的になりがちです。
ですが、それだと進歩はないのだろう。
そのように思います。
塾講師などというものは、気を抜くと、毎年同じことを繰り返していれば、それなりに生計は成り立ってしまいます。
特に地方においてはそうです。
ですが、その姿勢だと、今の時代の流れに、確実に取り残されていきます。
また、講師自身が日々学び続けなければ、生徒たちもまた停滞してしまう。
そうした危機感のようなものも感じています。
子供たちというのはすごいもので、新しい技術を、なんの抵抗もなく、スッと取り入れていきます。
そうした子供たちの成長に、取り残されてはならない。
そのためには、自分自身、常に新しいことを学び続けなければならない。
そして、学んだことを、生徒たちに還元できるようにしたい。
そう思っています。
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