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「もうだめだ…」からが本当の勝負

2024/1/26

「もうだめだ…」からが、本当の勝負

最近読んだ本に、このような表現がありました。

「人間は『もうだめだ』と思ったところから、5倍はがんばれる」

また、以前読んだ本にも、このような表現がありました。

「『もうだめだ…』と思ったところから、本当の勝負が始まる」

人間は弱いものです。

がんばっていてもなかなか思うような成果が出てこないと、「もうだめだ…」と言って諦めてしまう。

だが、そこは本当の意味での限界点ではない。

むしろそこからが本当の勝負であり、その時にどのような対応をするかで、人の真価が問われる。

そういう意味の言葉なのだと思います。

今、女は画れり(いま、なんじはかぎれり)

論語の中の一節に

「今、女は画れり(いま、なんじはかぎれり)」

という言葉があります。

「自分の限界を、自分で決めてしまっている」ことに対する言い訳を戒める言葉だと思います。

受験生の皆さんは、今が一番大変な時だと思います。

頑張って勉強をしているのに、なかなか問題が解けるようにならない。なかなか覚えられない。

テストの点数も思うように上がらない。

「自分はバカだから」
「自分には才能がないから」

そういって、自分の限界を設定してしまっているかもしれません。

ですが、厳しい言い方をすれば、そう言っていられるうちは、まだまだ余裕があります。

そこからが本当の勝負であり、あと「5倍」は頑張ることができます。

自らに打ち克て

思うように行かない。

その時にこそ、人間の真価が問われます。

そして、その時にどのような姿勢を見せるかによって、人は成長もし、また堕落もしていくのだと思います。

受験生の皆さんには、受験勉強を通して、「自分に打ち克つ」という経験をしていってほしい。

そうした経験こそが、大人になってから生きてくる。

そう思っています。

泣いても笑っても、あと40日。

最後までやり切ってください。

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