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小学生の英語でおすすめの教材

2021/5/19

先日、生徒の保護者様より
このような質問がありました。
「家庭学習で英語をやろうと思うのですが、
おすすめの教材はありますか?」
小学生の英語については、
正直あまり真剣に向き合って
いませんでした。
「中学に入ってからやれば十分」
そう思っていたからです。
ですが、以前にも述べたように
中学の教科書が変わって、
難易度がかなり上がってしまったため、
小学校のうちにある程度英語の準備を
しておかないと、
非常にまずい状態になっています。
そこで、本屋を巡りながら
「オススメ」できそうな
教材を探してみました。
その前に、改めて小学校の教科書内容を
確認したのですが、
「うわぁ…」という感じです。
かなり難しい英文が次から次へと出てきます。
しかも「文法」的に体系立てた
流れになっていないので、
いきなり疑問詞が出てきたり、
三単現や過去形が登場してきたりします。
おそらく新しい学習指導要領の意図としては、
「身近な表現から先に学ぶことで、
英語を習得しやすくなる」
というものなのだろうと思います。
ですが、これまで「文法重視」の流れで
勉強してきた自分としては
「逆にこれだと混乱するんじゃないかな…」
という気がしました。
教科書が「日常表現重視」なので、
教材もそのような形の構成が多いです。
なので、
「ちょっとこれだとどうかな…」
というものが多く、なかなかオススメの
教材が見つかりませんでした。
その中で
「文法体系に沿った説明がある」
「中学の英語とリンクしている」
「分量がほどよい」
教材がありましたのでご紹介します。
「会話中心」の小学生英語の教材の中で、
文法の説明がきちんと入っている
内容になっているのがおすすめポイントです。
また「be動詞→一般動詞」という
基本的な流れで進むので、
文法も覚えやすいのではないかと思います。
重要な単語もまとめられているので
文の勉強をしながら単語も覚えることができます。
欲を言えば、もう少し「疑問詞」を使った
表現を入れておいてほしかったかな、
という感じがします。
小学校英語では疑問詞まで習うことに
なっているので。
ですが、そうした点を除いても
この1冊をしっかりとやり込んでおけば
中学に入ってからいきなり困るという事態は
防げると思います。
こちらも文法の説明がきちんとされている
問題集になります。
①で紹介したドリルと比べて、
疑問詞を使った表現が多いのが
オススメポイントです。
ただ、文法の流れが少しイマイチで、
まず主語が「私は~」という文を一通り
進めてから文法展開していく流れに
なっています。
なので、be動詞を覚えるのには
ちょっと覚えづらいかな、という点が
マイナスかなと思います。
Amazonの評価も低いですが、
おそらくこの点がマイナス評価に
つながったのではないでしょうか。
それでも英文ごとに新しい単語が説明つきで
載っているので、「文法」と「単語」の練習が
同時にできるかな、と思って
オススメに挙げました。
自分が探してよかったのは、
今のところこの2冊です。
またいい教材が見つかったら
ご紹介したいと思います。
ぜひご覧ください。

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