自ら進んで

先日、嬉しいことがありました。
部活の試合が土曜日にあるため、
土曜は部活に行き、日曜日に勉強に来るつもりだったＡくん。
しかし雨のため、試合が日曜日に延期になってしまいました。
さてどうするかと思ったら、
「先生、日曜日の代わりに、土曜日が空いたので、
　土曜日に来てもいいですか」
とのこと。
もちろん、喜んでＯＫしました。
そして、土曜日当日。
午前中からＡくんは勉強に来ました。
当初の予定では、１日中勉強する予定でしたが、
急遽午後から部活の練習が入ってしまい、
午前中しかいられなくなりました。
ただ、練習はそんなに長い時間やらないと思ったのか、
「一旦練習に行った後、また戻ってきて勉強してもいいですか？」
とのこと。
こちらももちろん喜んでＯＫしました。
自分から考えて、進んで勉強するようになる。
とても素晴らしいことだと思います。
その後、お母さんと電話で話す機会があったのですが、
「部活から帰ってきたら、自分から『もう一回塾に行って勉強する』
　と言い出したから、家族みんなでびっくりしている」
とのことでした。
Ａくんは、前回の中間テストで目標点が取れた子です。
「成績を下げないようにするには、前よりも勉強しなくては」
という意識があるみたいです。
成績の上がった子供は、自分から進んで勉強する。
頑張っている子の様子を見て、「自分も頑張らないと」
他の子が刺激を受ける。
生徒たちが、自然にいい環境を作ってくれています。