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「学習習慣」の重要性

2016/7/1

最近、1冊の本に出会いました。
「見える学力、見えない学力」
神奈川県の個人塾をされている先生のHPで紹介されていました。
一通り読んだのですが、自分が普段漠然と感じていた悩み、疑問が
言葉としてまとめられていてとても衝撃を受けました。
改訂版が出版されてから20年経っていますが、
内容が古くなるどころか、益々その重要性が増している感すらあります。
あまりに感激したので、
7月からの保護者面談で、保護者の方にオススメしようと思っています。
そのくらい素晴らしい内容です。
塾屋の自分が言うのもおかしいのかもしれませんが、
もしこの本に書かれていることがご家庭で実践できていれば、
少なくとも小学生のうちは、塾に通わせる必要はないと思います。
以前も触れましたが、
「勉強ができる」「できない」の差は、
「頭がいい」「悪い」といった、抽象的な能力の差ではなく、
「勉強に対する耐性」の差のほうが大きいと、
子供たちを指導していて思います。
勉強が得意な子は
「長時間同じ姿勢で勉強ができる」
「繰り返し練習することを厭わない」
「○付けの際のミスが少ない」
ということが言えます。
逆に、苦手な子は
「すぐに集中力が切れ、姿勢が悪くなる」
「1回練習しただけで『できる』気になる」
「○付けの際のミスが多い」
という特徴があります。
このような差は、小さいうちにどれだけしっかりとした
「学習習慣」を積み上げてこられたか、の差だと感じています。
「小さいうちから、子供が嫌にならないように、
 いかにして『学習習慣』を積み上げていくか」
また難しいテーマを考えさせられることになりました。

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