復習すべき場所(数学編)
2016/7/28
夏休みには、まず
「英語・数学の復習をするように」と
先日アドバイスいたしました。
では、具体的にどこをやるべきか。
数学については、まずは「計算力」をつけてください。
中1の「正負の計算」「文字式の計算」「方程式」
中2の「単項式・多項式の計算」「連立方程式」
中3の「展開」「因数分解」「平方根」「二次方程式」
です。
文章題を解かせてみても、
せっかく式はきちんとできているのに
途中の計算を間違えて、混乱している子。
解き方は理解できているけれども、
計算力がないので、途中で固まってしまう子。
あるいは、時間がかかりすぎてしまう子。
指導していると、子供たちの「計算力のなさ」を
痛感します。
また、テストが返ってきた際に
「ケアレスミスしました」という声をよく聞きます。
その裏には、
「普段はできるんだけど、たまたまテストの時だけ間違えた」
という意図が透けて見えます。
ですが、「ケアレスミス」で片づけている限り、
いつまでたっても「ケアレスミス」はなくなりません。
厳しい言い方をすれば、「ケアレスミス」は
「計算力がない」から起きると言えます。
学校で配られている「教科書」「問題集」で構いません。
同じ問題を繰り返し練習することで計算力は上がります。
徹底的に計算力を身につけるようにしてください。
また、余裕がある子は、ぜひ
「小学校の算数」の復習をしておいてください。
特に「割合」「速さ」「単位」のところです。
結構できる子でもここの理解があいまいな子が
かなり見受けられます。
この部分があいまいだと、この先必ず伸び悩むので、
早めに復習しておくとよいと思います。