勉強の好き嫌い
2016/10/4
ここ数週間、各学校テスト前ということで、
授業以外に自習に来て勉強している
生徒が多いです。
自習なので、生徒のやりたいようにやらせていたのですが、
見ていると、あることに気づきました。
「同じ科目」しか勉強していない生徒。
どうも「自分の得意な教科」だけやっているようです。
確かに得意科目を伸ばすことは大事なのですが、
得意科目については、ある程度対策はできています。
逆に他の科目はまだまだ対策が不十分なのに、
放置されたままになっています。
公立入試では、「5教科」の総合得点が問われます。
得意科目を作ることは大事ですが、
一方で、「苦手科目をできるだけ作らない」ことも大事です。
いくら得意科目で稼いでも、苦手科目を多くしてしまうと、
挽回するのが難しくなってしまいます。
得意科目は自信もあり、勉強のやり方も分かっていて、
結果も出ているので、その勉強は苦痛ではないのかも
しれません。
ですが、それではいつまでたっても苦手科目が
「苦手」のままです。
苦手だからこそ、早い段階からテストに向けた準備が
必要となってきます。
これからはテスト前にはもう少し、「各生徒の苦手とする」科目を
勉強するように指導しようと思います。