令和8年度長野県公立高校入試感想(総評)
2026/3/17
先日行われた
「令和8年度長野県公立高校入試」
の問題を解いた感想です。
※数学の感想はこちら
※英語の感想はこちら
※理科の感想はこちら
※社会の感想はこちら
※国語の感想はこちら
今日は5科目の「総評」です。
5教科合計は「昨年並~やや下がる」と予想
まず、5教科の難易度予想です。
国語:易しい
社会:やや難しい
数学:やや難しい
理科:昨年並み
英語:昨年並み
今年は
「社会が昨年と比べると、明らかに難しく感じた」
「国語が簡単に感じた」
という点が特徴かな、という気がします。
あとは「ほぼ昨年と同じくらいの難易度」という印象です。
平均点予想ですが
国語:65~70点
社会:55~60点
数学:50~55点
理科:50~55点
英語:55~60点
で、合計275~300点の間になると予想しています。
昨年の平均点が「301.62点」だったので、それよりは少し下がるような気がしています。
まとめると
「国語が上がり、数学と社会が下がり、英語と理科は昨年並み」
「5教科合計は、やや下がる」
と予想します。
昨年は5教科の平均点が300点を越えて、非常に解きやすい入試でした。
今年も、比較的解きやすい入試問題だったと思います。
ちなみに「昨年の予想点」と「実際の平均点」を比べてみると
国語:53~58点(59.54)
社会:64~69点(70.04)
数学:42~47点(58.45)
理科:39~44点(54.36)
英語:58~63点(59.23)
合計:256~281点(301.62)
※カッコ内が実際の点数
という結果でした。
英語以外はまったく当たっていません。
特に数学と理科の外れ方はひどいです。
なので、
「当たらない予想」
として、参考程度にお考え下さい。
これからの受験生へ
今年の問題を一通り解いてみて、これからの受験生へのアドバイスです。
①文系教科で確実に点を取る
まず1つ目は、
「文系教科で確実に点数が取れるようにしっかり鍛えておく」
ということです。
文系科目を得意とする生徒は、全体的に取りこぼしが少ない印象があります。
今回のような「点数が取りやすい」テストの場合は、大きく点数を伸ばすというよりも、「余計な取りこぼしをしない」ことで安定した得点を確保できます。
この安定感が合否を分けるような気がしています。
なので、まずは「文系科目で差をつけられない」ことが重要です。
②理系科目は基礎固め+「なぜ?」を意識する
2つ目は、理系科目は「基礎の徹底」と「なぜ」をもっと意識することです。
理系科目は文系科目に比べて、平均点は低くなりがちです。
どれだけ準備しても、本番の独特な緊張感の下で、本来の力を発揮するのが難しい教科ということが言えます。
そうした状況下においては、まずは「確実に取れるところで落とさない」ということが重要になります。
生徒たちを見ていると、特に計算力がない子が目立ちます。
日頃の地道な練習ができていないので、少しプレッシャーがかかると、あっさりとミスを重ねてしまう。
こうした生徒が多いです。
これでは数学や理科で安定して点数を取ることは難しいです。
まずは「地道な基礎固め」を徹底してほしいと思います。
また、特に理科については、ここ数年、極端に難しい問題は出ていません。
教科書レベルの内容をしっかり理解していれば、十分に対応できます。
ただし、「解ければOK」という姿勢では不十分です。
「なぜ、そうなるのか」を考える習慣がないと、「考えさせる問題」が増える中学3年生になってから伸び悩みます。
表面的な理解ではなく、「本質的な理解」をすることを、日頃から心がけてほしいです。
③早めの準備
3つ目は、「早めの準備」です。
当たり前といえば当たり前のことですが、これができていない生徒が非常に多いと、今年の生徒を見ていて特に強く感じました。
入試直前になり、倍率を見て焦ってみたり、志望校がなかなか決まらず、かなり遅い段階になって、ようやく本格的に勉強を始める。
こうした流れでは、どうしても対応が後手後手に回ります。
そうなると、特に今年の蟻ヶ崎高校のように、高倍率の入試の場合、厳しい結果につながる可能性が高くなります。
一方で、早い段階から目標を定め、コツコツと準備を進めていた生徒は、直前になっても安定していました。
入試という極限状態では「日々の積み重ね」が、そのまま結果に表れます。
長野県の公立高校入試は、いわゆる「難問で差がつく」試験ではありません。
だからこそ、
「当たり前のことを当たり前にやる」
生徒が勝ちます。
この当たり前だけれども、実行するのが難しい事実を、今後の受験生は肝に銘じ、これからの勉強に励んでほしいと思います。
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