伝え方と伝わり方

同じように話をしていても、
生徒によって全く反応が異なります。
例えば「授業をただ見るのではなく、ノートに記録しなさい」
という指示を出してみても、
きちんと用意して記録をしている子もいれば、
ノートすら持って来ない生徒もいます。
こちらとしては同じように話しているつもりですが、
伝わり方は子によって全然違います。
そして、その時点で既に差が生じてしまっている
ともいえます。
「伝わっている生徒もいるのだから、
　自分の伝え方に問題はない」
ということもできますが、
「伝わっていない生徒がいるということは、
　自分の伝え方に問題があるのではないか？」
ということもできます。
すべての生徒が理解し、行動に移せるような言い方、
やらせ方というものはなかなか難しいですが、
そこを追求してこその「塾」なのではないかと思っています。