プログラミング教育
2017/9/8
ある雑誌に、
「2020年度から小学校で
プログラミング授業の必修化が
検討されているのに伴い、
習い事の選択肢の1つとして、
プログラミングを選ぶ家庭が増えている」
という記事が掲載されていました。
「プログラミング」とは、ざっくりいうと
「コンピューターにさせたい仕事を
順番に整理すること」
だそうです。
プログラミングを学ぶことで、
物事を順序立てて考えることが可能になり、
「論理的思考力」が身につくのだそうです。
個人的には「あまり必要ないのでは…」
と感じています。
ただでさえ小学生には「英語」を
学ぶ負担が増えると言うのに、
その上また新しいことを学ばせるというのは
子供達に負荷をかけ過ぎなのでは、
と思うからです。
小学生の入塾面談の際には、
「計算力」「漢字力」に問題がないかを
聞いています。
「漢字は大丈夫だと思います」
「計算は問題ないと思います」
というお話を伺い、念のため体験授業で確認してみると、
実際には「計算力」「漢字力」に問題があった、
というケースがほとんどです。
「できない」というよりも「練習が足りていない」という
印象をどの生徒からも受けます。
新しいことを取り入れることは
いいことだと思うのですが、
まずは基礎となる「計算力」「漢字力」を徹底して
練習させて身につけさせる。
そちらが先ではないかのかなと、
小学生を指導していて思います。
流行りの習い事より、
毎日の
「計算ドリル」「漢字ドリル」。
これ以上の学習法はない、と
私は思います。