受け身から自立へ

とある３年生の話。
松本四校を目指している子です。
夏期講習までは
自分で何をしていいかわからず、
「次に何やればいいですか？」
と頻繁に聞いてきました。
上位校を目指す場合、
自分自身である程度「学習管理」ができないと
合格は難しいです。
「次に自分が何をすべきか」
「テスト前にまだ不安な教科は何か？」
等々自分で考え、足りないところを
強化する意識がないと、
なかなか成績は上がりません。
そして、自分で学習管理する習慣を
つけておかないと、
仮に志望する学校に合格しても、
高校の授業についていけません。
受け身の姿勢が強かったので、
「まずは自分で考えて行動する」
「与えられた宿題だけでなく、
　自分で足りないと思う部分を強化する」
ということをずっと言い続けてきました。
そして最近。
ようやく自分から考えて、行動できるように
なってきました。
「先生、ここの部分がやりたいので、
　コピーして下さい」
「先生、○○の部分はやっておいた方が
　いいですか？」
こちらから与えられた課題だけでなく、
自分で考えて学べるようになってきました。
質問の内容も、
「ただ相手の意見を聞く」のではなく、
「自分の意見を言った上で確認する」
ことができるようになってきました。
見逃してしまいそうな
小さな変化かもしれませんが、
大きな成長だと思います。
粘り強く指導してきた甲斐がありました。
あとは結果を出すのみ、です。