同じことを言っているのに

すぐに結果が出る生徒と
なかなか結果が出ない生徒がいます。
生徒には同じように指導しています。
では、どこで差がつくのでしょうか。
いくつか原因はありますが、
一番大きいのは、
「素直」であるかどうか
だと思います。
先日、学校の漢字テストで
「５０点中５点」しかとれなかった
生徒がいました。
あまりに出来が悪かったので、
週明けに学校で再テストがある、
とのことでした。
漢字練習のやり方をチェックしたら、
ただ何となくノートに書いているだけでした。
そこで「正しい漢字練習のやり方」を教え、
練習するように指導しました。
そして、再テスト。
結果は１００点中９８点。
１問しか間違えていませんでした。
ノートを見せてもらいましたが、
指導したことを忠実に実行していました。
一方、なかなか英語が
身につかない生徒がいます。
先の生徒と同じように
「正しい英単語の覚え方」を
指導していますが、
ノートを見ると教えた通りに
やっていません。
毎回確認テストをやっていますが、
３割位の出来です。
なかなか定着していきません。
「漢字の覚え方」も「英単語の覚え方」も、
やるべき内容は同じです。
ですが、素直に聞いて実行するか、
適当にやるかで成果はまるで違ってきます。
まずは「素直に聞いて実行する」ことが
成長への近道です。