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判断基準

2017/11/14

小学生の個別面談をさせていただく時、
必ず2つの点を聞くようにしている。
①計算ができるか?(算数)
②漢字が書けるか?(国語)
大体小学生で塾を考えている子の場合、
算数でつまづいていることが多い。
そのため、
「漢字は問題ないのですが、算数が…」
という風にお話しされる
保護者の方が多い。
そこで、実際に体験授業で
漢字を確認してみるのだが、
ほとんどの子が漢字をきちんと覚えていない。
それが証拠に
今通っている小学生の生徒全員に必ず
出口先生の頭が良くなる漢字
という漢字ドリルを購入していただいている。
しかも、大体2学年下のもの、
つまり小4の生徒であれば小2のものから
スタートするというケースがほとんどである。
1人だけ1学年下のものからスタートした
生徒がいるが、実はその子、
算数もそんなに大きな問題がない。
つまり、「算数」でつまづいている
ように見える子の多くが、
実は「国語」(漢字)がきちんと身についていない
ということが言えるのである。
体験授業の後にこの事実を
保護者にお伝えすると、
大体ビックリされる。
「漢字は問題ないと思っていたのですが、
違うのですね…」と。
小学生のうちは、徹底的に
・計算力
・国語力(漢字・文法(主語+述語)・語彙)
を身につけるための
反復練習をしておくべきだと思う。
こうした「基礎学力」を身につけるための
訓練を小学生時代に積めたかどうかが
中学以降の学力に大きく影響すると
感じているからだ。
佳境に入ってきた中3生を指導していると
本当にそのことを痛感する。

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