部活は変わるのか?
2018/1/19
部活動について、興味深い記事がありました。
「先生、部活やめるってよ」
「週2日は休養を=中学部活で指針骨子―スポーツ庁」
中学生を指導していると
「部活動の活動時間の多さ」
を実感します。
普通の部活で毎日2時間、
多い部活だと、それに朝練が加わります。
土日はどちらか片方あるのが普通、
多いところは両方入ります。
色々意見はあると思うのですが、
個人的には「やり過ぎ」だと思います。
学生の本分は「学問」であるべきです。
本分である学問をなおざりにしてまで
部活に生徒を参加させるのはどうなのかな、
と思います。
塾講師の立場からすれば、
少なくともテスト1週間前になったら
部活はストップしていただきたいです。
やはりある程度の学習時間を
確保しなければ対応できません。
一方、指導する先生も色々な方が
いらっしゃると思います。
部活動に熱心な方もいると思いますが、
全員がそうとはいえないと思います。
中学校の先生をしている知人は、
・週末はほぼ部活の引率
・授業をしっかりやりたいから、準備をしたいけど、
やることが多すぎて準備が十分にできない
・部活手当が出るには出るけど、数千円
と、部活に対する悩みを話していました。
・部活をやるのは当たり前
・強く(うまく)なりたければ、
長時間練習するのは当たり前
・勉強は少ない時間で結果を
出すのが当たり前
・先生は、部活の顧問を
担当するのが当たり前
という風潮、同調圧力が強すぎるのでは
ないかと思います。
そうした中で、国が規制に動くというのは
意味があることだと思います。
先生、生徒どちらにとっても
いい結果になればいいな、と思います。