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平成30年長野県公立高校入試の感想(英語)

2018/3/23

入試の感想、最後は英語です。
今年の英語はかなり解きやすかった
と思います。
形式も昨年と比べて目立った変化もなく、
英作文も書きやすかったです。
長文2問も解きやすかった気がします。
意味が全部わからなくても、
設問の内容と本文を照らしあわせたら
何となく答えられてしまうような印象です。
実際に受験した生徒の得点も
全体的に高かったです。
平均点は昨年よりも高くなり、
60点近くになるのではないかと
予想しています。
ちょっと簡単すぎだった印象があるので、
来年は難化するのではないかと
今から心配しています。
来年度に向けた対策としては、
①単語・文法・基本文をコツコツ「覚える」
②色々なパターンの英作文に慣れる
③長文問題を解く際、ただ「解けた」で
 済ませるのではなく、
 「なぜそのように訳せるのか?」
 までをしっかりと詰めておく
といった点が挙げられます。
よく「社会は暗記科目」と言われますが、
私は「英語こそ暗記科目」
だと考えています。
・長文読解のコツ
・英作文のコツ
等、色々あるのかもしれませんが、
それも基礎となる
「単語」「文法」「基本文」をしっかりと
覚えていなければ、
その「コツ」は使いこなせません。
苦手な生徒ほど、派手な勉強を
したがりますが、
少なくとも公立高校入試の対策では
派手な練習はいりません。
地道な「暗記」以外に英語を伸ばす
方法はないと思います。
次に、
ある程度基礎が身についている子は、
積極的に「英作文」「長文読解」に
挑戦して下さい。
その際には、
「常に文法を意識する」ことを
忘れないようにして下さい。
「なぜその様な表現ができるのか?」
「なぜその様に訳せるのか?」
1問1問意識しながら解くのと、
何となく解くのでは成果に
雲泥の差が出ます。
高い意識を持って問題に
取り組んで欲しいと思います。
最後に、
上位校(深志、県ヶ丘、蟻ヶ崎)を
目指す生徒にとって、
「英語」で点数を取れることは
最低条件だと思った方がいいと思います。
今年受験した生徒達も、
他教科についてはそれぞれ点数が
割れていますが、
英語に関しては
蟻ヶ崎以上合格している生徒は
全員80点以上を取っています。
英語は5教科の中で最も安定して
点数が取れる科目です。
もし上位校を目指している子で
苦手にしている子がいたら、
今すぐにでも勉強を開始して下さい。

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