「ミラクル」はいらない
2018/4/10
「奇跡の合格」「一発逆転」
塾や予備校で宣伝文句とされる
言葉である。
実際に模試ではD判定やE判定だった生徒が
本番で合格するというケースは
存在する。
また、こうした「一発逆転」的な話は
好まれるケースが多い。
有名な話では「ビリギャル」だろうか。
しかし、殊更にこうした話を
持ち上げるのはどうかな、
と個人的には思う。
早くからきちんと準備をし、
模試では常にA判定を取り、
当たり前のように本番に合格していく。
地味で当たり前すぎて、
何の面白味もないのかもしれない。
だが、受験に「面白さ」は必要ないと思う。
一発勝負の入試については、
様々な意見があると思う。
ただ、入試というのは
「日頃からコツコツと地道に頑張ってきた人が
一番報われやすい」
という点において、
平等な制度なのではないかな、
と思っている。
派手でなくていい。
むしろ地味でいい。
生徒達には
1日1日の積み重ねを大切にして、
「当たり前」のように合格できるように
なってほしいと思う。