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小学生の「理科」「社会」

2018/5/24

小学生の保護者の方から、
「理科や社会はどのように
勉強すればいいですか?」
という質問をいただくことがあります。
その際には、
「小学生のうちは、あまり
気にしなくていいと思います。
その代わり『国語』と『算数』を徹底して
やった方がいいと思います」
という風に答えさせていただいています。
「早い段階から勉強しておいた方が…」
と考える保護者の方が多いからだと思います。
ですが、小学生のうちから
そんなにあれこれ知識を詰め込まなくてもいい
のではないかな、と思います。
小学生のうちは徹底して「国語」「算数」の
力をつけておく。
この2教科の力がしっかりと備わっていれば、
中学になって本格的に勉強すれば
全然間に合うと思います。
小学生で、
国語・算数が苦手だけど理科・社会ができる子、
理科・社会が苦手だけど国語・算数ができる子、
どちらの生徒の方が中学で伸ばす自信があるか、
と聞かれれば、
自分は迷わず後者と答えます。
「国語」と「算数」の力は
すべての学問の基礎となると思います。
読解力、計算力、表現力、思考力…。
こうした力は、国語と算数を鍛えることで
養われると思います。
小学生のうちは
あれこれと表面的な知識を入れるよりも、
徹底的に基礎となる力を身につけ
させておいた方がいいと思います。
それでも気になる…、という方には
「歴史マンガを読ませたり、
 旅行する時に地図を見させたり、
 日常生活の遊びの中で
 意識させるようにして下さい」
とアドバイスさせていただいています。
最近、中学生に理科を教えていると、
「遊びの中で、感覚的に身につく」
ことが身についていない、という印象を
ものすごく受けます。
たとえば、単子葉類の説明をする時に
「葉が平行脈」「根がひげ根」
という話をするのですが、
ピンとこない生徒が多いです。
「そんなもん、畑に植わっている
トウモロコシの葉っぱ見ればわかるだろう」
と思うのですが、
見たことがない、あまり関心がない、
という生徒が多くなってきています。
小学生のうちは、「勉強」としてではなく、
遊びや生活の中で「理科」や「社会」を
感じてほしい。
そうした体験を数多くしておくことが、
結果的に中学になってから
活きてくるのではないかと思います。

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