優先順位
2018/8/29
夏期講習の戦後処理が
なかなか終わらない。
「見ないでおこう」と
封印していた物置を開けてみたら、
花火のゴミがバケツに入ったままに
なっていた。
捨てなきゃ…。
その上に、更に新しい仕事や
やりたいことがどんどんと増えてくる。
やってもやっても仕事が先に
進んでいないような感覚にとらわれる。
人間の脳は同時に複数の仕事が
できないとのこと。
普通の人は「3つ」までしか
脳が把握できないらしい。
こんな時は仕事に「優先順位」を
つけるのが大事だと思う。
自分がしている優先順位の付け方は、
まず仕事前にやるべきことを
ばーっと書き出していく。
次に優先順位の高いものから
上に並べていく。
そしてあとは上から順番に
仕事を終わらせていく。
そして終わった仕事は
線で消す。
こんな感じです。
勉強も「優先順位」をつけることが
大事です。
特に3年生はやるべきことが
たくさんあります。
全部を一気にやろうとすると
終わらずに、モチベーションが
下がる原因になります。
まずは自分の課題を
しっかりと把握する。
そして早めに対応すべきものから
先に手を付けていく。
そうは言っても
大多数の生徒は自分の課題を
明確に把握できていません。
そこで塾講師の出番です。
夏期講習などで長い時間生徒と
接していると、生徒1人1人の課題が
わかってきます。
指導中に感じた課題+学校のテスト+模試
を元にして、勉強すべき
優先順位を決めています。
なので、夏期講習を受けていない
3年生の指導はできないのです。
その子のどこが「課題」なのか、
把握しないままの指導は
的外れになる可能性が高いからです。
あとは、「今いる受験生に集中したい」
ということもあります。
前職では「何でも受け入れる」という
方針だったので、受験直前の3年生も
受け入れていました。
ですが、そうするとどうしても
緊急性の高い、新しく入った子に
集中することになってしまい、
長く通ってくれていた子の対応が
おざなりになってしまうことがありました。
「長く通ってくれている子を大事にしたい」
この方針の優先順位は高いです。