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点数にこだわる

2018/9/26

先日のブログ
ただ「点数」を追い求めるのではなく、
心の中の「石」を磨けるような
人間になってほしい。

と書きました。
その一方で、
「生徒の点数を上げることに、とことんこだわる」
ようにしようとも思っています。
教育についての意見は千差万別です。
「教育」という面を考えると、
「点数」以外の大事な部分を伸ばして欲しい、
という考え方もあると思います。
私もそう思います。
ですが、それをいいことに
「結果が出なくても、子供がとりあえず
楽しく通えていればそれでいい」
という親の好意につけこんで、
きちんとした指導がなされていない
という現状も残念ながらあるような気がします。
「教育の価値は『点数』では測れない。
だから塾に通っていて
点数が上がらなくてもいいんだ。
『人間性』が高まればそれでいいんだ」
そうした考えにあぐらをかいている
指導者が多いような気がしています。
頑張っても点数が上がらない。
それは現実にあります。
ですが、
私達は「プロ」としてお金をいただいている。
「プロ」である以上は「結果」を残さなければ
ならない。
であるならば、塾人として生きていく上で
「点数を上げる」という命題から
避けては通れないと思うのです。
少なくとも自分は、
テスト前に子供達に「目標点数」を設定して
もらっています。
そして、テスト後には目標と結果について
総括をしてもらっています。
子供達に「結果にこだわる」ように
教えておきながら、
自分だけ「点数は二の次」
というのはフェアじゃないよな。
そう思います。
だから、私は点数に人一倍こだわります。
ただ、単に「点数がよかった」から
褒めないようにしようと気をつけています。
頑張った、その努力の結果が出た場合は
「よく頑張って努力したね。」と
テストまでの過程について褒めます。
努力はしていなかったが、
単にテストが簡単だったから
点数が上がっただけであれば、
褒めません。
「テストが簡単だったから上がっただけだね」
という事実を伝えます。
そして、次のテストに向けて
どのように準備をしていけばいいかを
一緒に考えます。
結果にはこだわります。
ですが、そこに至るまでの
「過程」にはもっとこだわります。
「過程」を大事にすることが、
「結果」につながる。
現実はそんなに簡単なものでは
ないのかもしれません。
ですが、そう信じて今日も子供達と
共に学んでいます。

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