テストを見ていて気になったこと

返ってきたテストをチェックしています。
見ていて一番感じたことは
まだまだ「基本」ができていない
ということです。
英語であれば、単語、熟語から始まり、
「a」をつけるのかどうか、といったところ。
一年生で意外に多かったのが
「Yes、No」を使っての返答の仕方。
「代名詞」での答え方が思った以上に
みんなできていませんでした。
数学であれば、基礎計算や基本的な知識。
例えば一次関数の「変化の割合」を使った
式の出し方。
国語であれば「漢字」「文法」。
理科・社会は「基本用語」。
特に総合テストを受けている
３年生の解答用紙で
こうした「基本事項」の間違えが
目立ちます。
「総合テストは難しい」と言って、
応用問題ばかりを気にする子がいます。
ですが、何度も言いますが、
まずは「基本」です。
本番でも差がつくのは
「難しい問題を解けたかどうか」
ではありません。
「どれだけ基本問題を解けたかどうか」
です。
地道な反復練習こそが
基本事項の習得には
不可欠です。
「ローマは一日にして成らず」
日々の学習を大事にして
欲しいと思います。
あと気になったのは
「記述問題」です。
１年生のテストでもかなりの量の
記述問題が出題されていました。
高校入試の傾向は
確実に定期テストに反映されています。
当たり前の話になりますが、
「定期テストの先に入試がある」
という意識を持って、１・２年生は
準備していって欲しいと思います。