上位校を目指すには
2018/10/3
最初に面談をさせていただく時に、
中学生のお子様であれば
「志望校」を伺うように
しています。
多く挙がる学校名は
「蟻ヶ崎」「県ヶ丘」。
この2校はツートップと言えるくらい、
志望する生徒が多い
学校だと思います。
うちのような小さい塾でも
そのような傾向なので、
中信地区の多くの中学生が
この2校を目標にしているのでは
ないかと思います。
ただ、この2校と深志を加えた3校に
進学したいと思った場合、
ある条件が必要になってくる
と思います。
それは
「小学校の国語・算数が
しっかりと身についている」
ということです。
ざっくり言いますと、
「小学校時代の、国語・算数のテストで
だいたい90点以上を取れている」
ということが目安です。
面談の際によく
「小学校の時は、そんなに
悪い点数ではなかった」
というお話を伺います。
ですが、
小学校の「70点・80点」は
中学校の「70点・80点」と
だいぶ意味合いが違います。
小学校のテストは
学校で習った内容がほぼそのまま
テストに出ています。
なので、きちんと練習して
理解していれば
90点以上はある程度容易に
取ることが出来ます。
逆に言うと、
習ったそのままの内容が聞かれている
テストで70~80点しか取れていないようだと、
「習った内容が身についていない」と
考えた方がいいと思います。
中学生を指導していて、
「この子は伸びる」
「この子は苦戦する」
という判断をどこでしているか。
先生によって色々な判断基準が
あると思いますが、
私は「小学校内容の習得状況」
によって判断しています。
小学生のお子様でも、
将来的に蟻ヶ崎、県ヶ丘、深志への
進学をお考えの場合は、
小学校の時にしっかりと
勉強しておいて欲しいと思います。
小学校の内容がしっかりと
身についていないせいで、
中学で伸び悩んでいる子が
どれだけ多いか…。
「中学に入ってから準備すればいいや」
ではまず間に合わないと、
個人的には思います。