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国語力の重要性

2018/11/23

テストの結果が返ってきています。
まだ少ししか返ってきていないのですが、
「あれ…」と思うような結果が出ています。
その中で特に気になったのが
2年生の「理科」です。
今回のテストでは「生物(動物)」の単元が
テスト範囲である学校が多かったです。
理科の中でも「生物」の単元は
計算問題が少ないので
点数が取りやすい単元です。
なので、生徒には
「今回の単元は、やれば点数取れるから
しっかりワークを繰り返してやろう!」
とハッパをかけてきました。
生徒達もアドバイスをしっかりと聞いて
ワークを繰り返し練習していました。
なので、
「これだけやってあれば、
70点以上は取れるかな」
という思いでいました。
しかし、蓋を開けてみたら
50点台の子が多かったです。
何度もワークを解いて
問題が解けるようになっているので、
「知識がない」ということは
あまり考えられません。
そこで考えられるのが、
「少しでも表現が変わってしまうと
意味がわからなくなってしまう」
ということです。
国語力がある生徒であれば
多少表現が変わっていても
「これは、〇〇のことが聞かれている」
ということを判断することが出来ます。
一方、国語力がないと
「全く同じ」表現でないと
何のことを聞かれているのか
わからなくなってしまう。
そのため、せっかく身につけた
知識を表現すること、
あるいはいかすことが
できなくなっているのではないか、
と思われます。
国語力というものは、
一朝一夕で身につくものではありません。
特に中学に入ってから伸ばそうと
思ってもかなり大変です。
大事な力ではあるのですが、
「結果」として出にくい部分であるため、
対策が難しい部分があるからです。
どこから手を付ければいいか。
国語の場合は難しいですが、
まずは「漢字」を覚えることだと思います。
漢字がある程度書ける、理解できれば
大まかな文章の意味をつかむことができます。
よくテスト前にまとめて漢字練習をしている
子がいますが、漢字は毎日練習することで
身につきます。
地味な練習を積み重ねてほしいと思います。

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