「頭がいい」ではなく
2018/12/26
子供がよく言うセリフ。
「〇〇は頭がいい」
私は、この言葉が大嫌い。
「頭がいい」という言葉は
努力をすることをあきらめている
ような気がするからだ。
「頭がいい」のではない。
「誰よりも努力」しているだけ。
だから結果を残せる。
例えば、塾でやったテスト。
テストを受けた全員に「解き直し」を
やってくるように伝えるが、
きちんとやってくるのは成績のいい子。
例えば勉強のやり方。
成績のいい子は「どこが間違っているか」を
1つ1つ丁寧に確認し、しっかりと直す。
成績の悪い子は適当に○×をつけるだけ。
「どこが間違っているか」を確認しない。
例えば勉強している姿勢。
成績のいい子は姿勢よく、
難しい問題であっても粘り強く
解こうとする姿を見せる。
成績の悪い子はすぐに姿勢が乱れ、
簡単な問題でも頬杖をつきながらやる。
「結果」が重要なんじゃない。
結果に至るまでの「過程」が大事。
これは勉強だけではなく、
すべてのことに通じると思う。
生徒達には、
上っ面の「結果」を見て他人を羨むのではなく、
「過程」を大事にして、自分で実行できる
人間になってほしいと思う。