大丈夫、なのかなぁ…？

まもなく冬休み。
受験生にとっては正月気分を
味わう余裕もなく、
休み明けには５回目の総合テスト、
そして私立の受験が始まる。
年が明ければ、「受験開始」
と言ってもいいだろう。
３月の後期選抜が終わるまでは
気の抜けない日々が続く。
しかし、学校の進度を確認していると
「このままで、本当に入試に間に合うのか？」
と思うことが多い。
数学で言えば、
いまだに「相似」が終わっていない
ところがある。
「円周角」「三平方の定理」といった
入試によく出る内容が終わっていない。
このあたりの内容、
特に「三平方の定理」の応用問題などは
ある程度練習期間を設けて
準備しないと解けるようにならないと思う。
学校によって進度はまちまちだが、
全体的に
「松本市内の中学」と比べて
「安曇野市内の中学」は
進度が遅いように思う。
子供達の方がそのことを
感じているようで、
ある程度の学力のある子は
友達同士、教えあって自分たちで
勉強を先に進めているようである。
塾に通っている生徒であれば、
対策してもらえる。
だが、塾に通っていない生徒は
自分で何とかしなければならない。
塾講師が言うのも何であるが、
「お金」によって受験に臨む
準備に大きく差が生じる。
それってどうなのかな、
と思ってしまう。
「高校は義務教育ではない」
と言ってしまえばそれまでだけど。
学校による進度の差によって、
受験結果に差が出る。
そのようなことが起きないように
切に願う。