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高校生の通塾率

2019/4/26

業界雑誌「塾と教育」3月号に
「長野県の公立高校全日制生徒の通塾率」
というグラフが載っていました。

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右肩上がりなのは一目瞭然です。
特に2014年以降、急速に通塾率が
上がっています。
20数年前、私が高校生の時は
高校で塾(予備校)に通っている子は
ほとんどいませんでした。
データでも1桁台の数字です。
それが2018年には15%近くの子が
塾に通うようになっています。
来年度からは新しい大学入試制度が
始まります。
そのため、この割合は更に増えていく
と予想されます。
高校入試が終わると「一段落」ということで
通塾を止めてしまう子がほとんどだと思います。
予算的にも厳しいので、
高校も継続して通わせるのはなかなか
大変かもしれません。
特にこのあたりの地域では、
「高校合格」が1つのゴールになってしまい、
そこで燃え尽きてしまう子が多く見られます。
正直、自分の高校時代もそうでしたが、
残念ながらその状況はあまり変わっていない
という印象を受けます。
「大学進学」を考えている子でも、
準備を始めるのは「高3から」という子が
多いと思います。
ですが、それで間に合わせることができるのは
ほんの一握りのお子さんだけだと思います。
もっと言えば高3から準備を始めても間に合わず、
浪人することがほとんどだと思います。
残念ながら、この状況も自分が高校生の時だった
20年前から変わっていないように思います。
全国的には「いかに現役で大学に合格させるか」
を競い合っている中、20年前と変わらない環境にある
中信地区の現状に強い危機感を覚えます。
現在通塾している15%の方々は、こうした現状に
危うさを感じている方々なのかもしれません。
20年前と変わらない「ゆるい」環境の中、
自分にできることは何か。
小さな動きかもしれませんが、
現状を打破すべく活動しようと考えています。

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