「過去」と「未来」の融合
2019/5/8
東北旅行、二日目は秋田を離れて宮城県へ。
「多賀城」を訪れました。
切符を買った後に気づいたのですが、
「多賀城」駅と「国府多賀城」駅、
多賀城がつく駅が2つあるんですね。
知らなかった…。
自分の行きたかった駅は
「国府多賀城」の方でしたが、
切符は「多賀城」までを買ってしまいました。
さて、どうするかな…と思いましたが、
「とりあえず、なんとかなるだろ」
と、自動改札を通ろうとすると
「ピーピーピー」と警告音。
そこで駅員さんに切符を見せると
「あ~、これ別の駅だね」と言いつつ、
あっさり通してくれました。
ありがとう、駅員さん。
多賀城は平安時代、東北統治の
拠点となった場所です。
さすがに平安時代の遺跡は残っておらず、
今は小高い山と野原が広がっているだけです。
かなりの「城マニア」「歴史マニア」か、
私のような「スタンプ集め」の人でないと
退屈するように思います。
こちらの石碑は「日本三大石碑」の1つだそうです。
「日本三大〇〇」はたくさんありますね。
一通り多賀城跡を回ったら、
近くにあった「歴史博物館」を訪れました。
だいたい城の周りには
「歴史博物館」がセットであります。
歴史博物館には
「法隆寺壁画」と「法隆寺三尊像」が
展示されていました。
「なぜ宮城県に『法隆寺』の宝物が?」
と思ったのですが、
実はこちらはすべて複製です。
東京藝術大学などが中心となり、
3Dプリンターなどの現代技術を駆使して
古代の銅像や壁画を痛めることなく
複製として再現したものが
展示されていました。
複製ではありましたが、
ものすごくリアルに再現されていました。
「過去」の遺産が
「最先端」の技術によって
「現代」に生まれ変わる。
壮大な「時間軸」を感じるのと同時に、
「時空」を超えたプロジェクトに
ワクワクする気持ちになりました。
まだ展示されているので、
近くに行かれた方はぜひ足を運んで
いただければと思います。
こちらがスタンプ。令和初。
のどかな二日目でしたが、
時空を超える体験をしたように思います。